長距離航路フェリーが無人運航 北海道から茨城、750キロ

日本財団などが無人運航の実証実験を行った大型カーフェリー「さんふらわあ しれとこ」=7日午後、茨城県大洗町

 日本財団などが無人運航の実証実験をしているカーフェリーが7日、茨城県の大洗港フェリーターミナルに到着した。6日に北海道の苫小牧港を出発し、搭載された無人運航システムで約18時間かけて約750キロを航行、大きなトラブルはなかった。

 フェリーは衝突を避けるためのシステムなどを搭載した「さんふらわあ しれとこ」(全長190m)。レーダーなど従来の装置に加え、赤外線カメラなどによる情報をAIが分析して他船を検出、衝突を回避する。

 日本財団の海野光行常務理事は「長距離航路での成功は、船員の負担軽減につながる。漁船の多い地域でもあり安全面でも自信を持てた」と話した。

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