ワクチン未接種の死亡率、ブースター接種と比べて97倍にもなると米CDCが発表 10万人あたりの死亡率、未接種では9.7人、2回接種は0.7人、ブースター摂取では0.1人と顕著な違い

By 前田静吾

2月2日水曜日、米国CDC(疾病管理予防センター)が、予防接種を受けていない人の死亡確率が、ワクチン摂取を受けている人の14倍、3回目のブースター摂取を受けている人と比べると97倍になることを発表した。この分析データは、CDCのロッシェル・ワレンスキー博士が、2021年12月4日の週における米国の25の管轄区域からのデータを分析し、報告したものです。10万人あたりの死亡人数は、ワクチン未接種では9.7人であったのに対し、2回のワクチン接種の場合は0.7人、3回目のブースター摂取の場合では0.1人であった。

ワレンスキー博士は、オミクロン変異株が流行する中で、ブースター接種の価値をさらに示していると述べ、このデータ分析に対して、アンソニー・ファウチ博士は、ブースターが本当に非常に重要である理由は、データが本当に驚くほど明白である、と述べた。

全米のワクチン接種率は64%に達していますが、接種対象者のうち追加接種を受けたのは42%に過ぎず、米国の専門家も、「何をすることで接種率を高めることができるのか?」と頭を抱えているようですが、このデータによって、ワクチン接種を促すことになるかもしれません。

ホワイトハウスのCOVID-19対応チームによるブリーフィングで、ワレンスキー博士はオミクロンの急増が和らいでいることを確認し、前週に比べて全国の新規感染は36%減の1日平均44万6000人、入院は14%減の1万7100人に達したと語ったが、彼女は、これらはまだ驚くほど高い数字であり、死亡者数は1日あたり4%増の2,300人となっている。さらに、パンデミックの他の波と同様に、データは、ワクチン接種の決定的な重要性を補強し続けている。と述べています。

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