宇都宮市と芳賀町が整備する次世代型路面電車(LRT)の2023年3月の開業に向けて、同市下平出町の車両基地には3両編成の車両計9編成が7日までに納入され、発車の日を待っている。
雷をイメージした黄色のデザインが特徴的な車両「ライトライン」は、新潟県内の製造工場から1両ずつ運ばれ、車両基地内で連結する復元工事を行う。1編成当たり3週間に1度の点検を行い、パンタグラフやドアが正常に作動するか確認している。
今後、残り8編成が届く予定で、開業までに全17編成がそろう。整備が完了次第、試運転も始まる。車両を維持管理する宇都宮ライトレールは「準備は着々と進んでいる」としている。