アストロズは球団創設60周年を迎えたことを記念して、2022年シーズンに60周年を記念した特別なパッチを着用することを発表した。この「60周年記念パッチ」はホーム用とロード用のオンフィールド・キャップだけでなく、ユニフォームの袖にも付けられる予定となっている。なお、「60周年記念パッチ」がついたホーム用とロード用のニューエラ・オンフィールド・キャップは、ユニフォームの袖につけられるパッチとともに、アストロズのチームストアで販売が開始されている。
アストロズはナショナル・リーグが初めてのエクスパンション（球団拡張）を行った1962年にヒューストン・コルト45’sとして誕生。その名前で３シーズンを戦ったが、地元ヒューストンにNASAの宇宙センターがあることにちなんで、1965年にヒューストン・アストロズに改称した。1969年に東西２地区制が導入され、アストロズはナ・リーグ西地区に所属。1994年に３地区制が導入されると、ナ・リーグ中部地区に配属されたが、2013年からアメリカン・リーグ西部地区へ移動して現在に至る。
60周年記念のロゴは、60のゼロのなかにテキサス州を配し、テキサス州で歩んだ60年の歴史を表現している。また、左下にはコルト45’sのロゴと「1962」（＝球団創設年）、右下には現在のアストロズのロゴと「2022」が記され、1962年から現在までの球団の変遷を表している。
アストロズのマーケティング・コミュニケーション担当上級副社長のアニータ・セガール氏は「2022年にアストロズが60周年を迎えることをとても嬉しく思っています。我々の球団はヒューストンで豊かな歴史を持っており、ファンの皆様とこの歴史的な節目のシーズンを通して、お祝いすることが待ちきれません」とのコメントを発表。アストロズは「60周年記念パッチ」のほか、フラッシュバック・フライデーの特別試合などを通して、球団創設60周年を祝う予定となっている。
