沖縄県の2022年度一般会計当初予算案の歳出総額(8606億2千万円)を県人口146万9335人(1月1日現在)で割ると、県民1人当たりに年間58万5720円の税金が使われることになる。
目的別では「教育費」が最も高い11万7930円だった。次いで社会保障関連の「民生費」で9万670円。3番目は新型コロナウイルスの影響で落ちこむ県経済を支援する「商工費」が8万2840円だった。
公共工事関連の「土木費」は5万370円、国や銀行などからの借入金返済に充てる「公債費」は4万6370円だった。
医療や公衆衛生に関わる「衛生費」は4万5730円で、税の徴収事務や県資産の管理などの「総務費」が4万3650円、「農林水産業費」は3万4260円、治安の維持を担う「警察費」が2万4810円だった。