新潟県内5市の保育園・小中学校で関係者が新型コロナウイルス感染、十日町市では児童生徒19人と教職員2人の感染を確認

新潟県燕市は8日、市立吉田南小学校の関係者1人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。これに伴い、同校第4学年の1学級を8日から10日まで学級閉鎖とする。また、児童クラブの児童クラブメート、b&g燕吉田南メート、児童クラブきららについても同期間、同学級の児童の利用を停止している。

また、市立水道町保育園でも関係者1人の感染を確認した。これに伴い、同園では8日から13日の期間を臨時休園とする。

一方新発田市でも、市立小中学校での関係者の感染を確認した。感染者が確認されたのは、市立御免町小学校、市立東豊小学校、市立猿橋中学校の3校で、御免町小学校は8日、そのほかの2校は9日に臨時休校の措置をとる。

佐渡市では、市立真野中学校で関係者の感染が確認されたため、9日から臨時休校の措置をとる。再開は14日を予定している。

十日町市では7日の発表から8日までに、市立学校の児童生徒19人と教職員2人が、新型コロナウイルスに感染したと発表。

児童生徒の感染が確認されたのは、市立東小学校、市立川治小学校、市立中条中学校、市立南中学校の4校。教職員の感染が確認されたのは、市立川治小学校。

東小学校と同校の放課後児童クラブでは、7日まで臨時休校だったため、校内での濃厚接触者はおらず、新たに休校は行わず、8日より再開する。

川治小学校と同校の放課後児童クラブでは、7日から11日まで臨時休校を実施しており、放課後児童クラブと学校開放も、同期間中は休業および中止している。

中条中学校と南中学校については、校内に濃厚接触者はおらず、臨時休業は行わない。学校開放についても通常どおり実施する。

妙高市では、市内の小学校の児童3人の感染を確認した。同児童は同居家族の陽性が確認され、濃厚接触者として自宅待機期間中に発熱などの症状があったため受診して、PCR検査により7日および8日に陽性が判明した。

一方で、学校内での感染拡大の可能性がなく学校活動に影響がないことから、臨時休業は行わず、学校名は非公表とする。

© にいがた経済新聞