羽生結弦選手ショートプログラム8位 母校の恩師らが宮城からエール

オリンピック3連覇に挑む羽生結弦選手に、宮城県内からも大勢が応援しました。

ジャンプの失敗が響きショート・プログラムは8位でしたが、10日フリーの演技で巻き返しを狙います。

オリンピックは勝たなければいけない場所。そう言い続けてきた羽生結弦選手が、まずはショートプログラムに臨みます。

仙台では母校・東北高校元校長、五十嵐一彌さんの自宅に、当時の担任やスケート部OGらが集まりエールを送ります。

母校の先生らの期待を胸に演技に臨む羽生選手。まずは最初の4回転ジャンプ。まさかの失敗。それでも気持ちは切れなかったという羽生選手。コンビネーションジャンプに続き、トリプルアクセルもしっかりと着氷させました。

後半は良い演技でしたが、冒頭のジャンプ失敗が響きまさかの8位。羽生選手はオリンピック3回目にして初めてショートプログラムで首位に立てませんでした。

東北高校元校長五十嵐一彌さん「彼のスケート人生において足跡を残す4回転アクセルの挑戦と思う。彼の気持ちが4回転アクセルの成功につながって欲しい」

羽生結弦選手「しょーがないなぁ。コンディションはかなり良い。氷との相性は良いしっかり練習して、4回転アクセルを決め切りたいです」

主な選手の順位です。世界選手権優勝のネイサン・チェン選手が首位。日本の鍵山選手が2位、宇野選手が3位につけています。羽生選手は95.15点で8位です。

その羽生選手は試合後、怖いものは何もないとも話していました。誰も成功したことがない4回転アクセルを決めて巻き返しを図ります。

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