機内でマスク拒否 呉市議を強制退去 北海道・釧路空港

呉市議会の議員が、搭乗した航空機の中でマスク着用を拒否し、機内から降ろされていたことがわかりました。

航空会社AIRDOによりますと、6日午前9時50分に釧路から羽田に向けて出発予定だった機内で、マスクを着けずに座っていた呉市議会の谷本誠一議員ら男性2人を客室乗務員が確認しました。

マスク着用を求めましたが、説明を途中でさえぎり威圧的な態度で拒否したため機内から降りてもらったということです。

AIRDOは「他の客に不快感や迷惑を及ぼし、安全や健康に危害を及ぼす恐れがあると判断した」としています。

出発はおよそ1時間10分遅れ、他の乗客44人に影響したということです。

呉市議会 谷本誠一議員「結果的にみなさん遅れてしまったことについては申し訳なかったという思いはありますが、私らにそこを責められてもいけないと思っている。それは機長のほうを責めてほしい」

谷本議員はマスク着用の弊害について講演するため北海道を訪れていたということです。

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