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AP通信「選手が日本や韓国のチームでプレーするために契約するかも」
MLBで続くロックアウトが、日本球界に思わぬ“恩恵”をもたらすかもしれない。AP通信が入手した選手への「ロックアウトガイド」には、「ロックアウト中に海外リーグに参加することを選んだ選手に対して、MLBが邪魔をするようなことがあれば、選手会は抗議する」との記述があるという。メジャーの状況次第では、日本や韓国を新天地に選ぶ選手も出てくるかもしれない。
AP通信は、ロックアウトによって選手への薬物検査がストップしている事実を報道。その一方で「選手会はロックアウト中に選手が日本や韓国のチームでプレーするために契約するかもしれないと考えている」とも。施設閉鎖が続き、スプリングトレーニングや開幕が後ろ倒しになったり、開幕にメドが立たなかったりする場合も最悪想定され「ロックアウトが3月31日(日本時間4月1日)の開幕戦をどんどん脅かしていくにつれ、より魅力的になってくるかもしれないものだ」と報じた。
米4大スポーツでは、NHLで2004~2005年にロックアウトが起きた際、多くの選手が海外でプレーすることを選んだ“先例”も。状況次第では、一流メジャーリーガーたちが海を渡ってNPBに参戦する可能性も捨て切れない。(Full-Count編集部=AP)