逮捕監禁などの容疑で少年3人を家裁送致 横浜地検、2人は不起訴に

横浜地検

 横浜地検は8日、逮捕監禁、恐喝未遂、傷害の疑いで19歳の少年2人を、逮捕監禁、器物損壊、恐喝未遂、傷害の疑いで別の19歳の少年を横浜家裁に送致した。家裁は3人の観護措置決定の有無について「答えられない」としている。

 神奈川県警によると、少年らは共謀して昨年10月22日、横浜市緑区の商業施設の駐車場で、同市都筑区の会社員の男性=当時(19)=を車に押し込んで監禁。走行中の車内で男性のスマートフォンを奪ったほか、立ち寄った公園で腹部を殴ったりナイフのようなものを示したりして金品を奪おうとし、左胸や腹部に軽傷を負わせたとして、逮捕監禁、強盗、強盗致傷の疑いで逮捕された。

 一方、横浜地検は8日、強盗容疑については少年2人を不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。

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