ポテトロスを救う“道産フライドポテト”の店…「おいしい揚げ方・アレンジ」紹介

世界的な物流網の混乱によるポテトロス。打撃を受ける飲食店も多いなか、輸入ポテトの影響を受けない“道産フライドポテト”が注目を集めています。

最近では、フレッシュネスバーガーがフライドポテトを25%増量したことで話題となりました(2月27日まで)。

そこで今回は、道産のフライドポテトを提供しているお店を取材!記事の後半では、自宅でできるポテトのおいしい揚げ方・アレンジも紹介していますよ~。

フライドポテトを販売するキッチンカー

「アソンブロッソ 北海道」は、2019年にオープンしたフライドポテト専門店です。キッチンカーで全道を巡り、全国の北海道物産展でも人気を集めています。

創業者の齋藤 誠輔さんは、もともと小学校の教員だったそう。退職後にニュージーランドへ渡り、そこで食べたフライドポテトのおいしさに感動し「日本でもおいしいフライドポテトのお店を始めよう」と決意したのが始まりです。

商品はすべて、北海道産の男爵イモが使われているのが特徴。しっかりとお芋の味を感じられるよう、衣に片栗粉をつけて揚げています。

手作りの醤油とにんにくのマヨネーズかけた「ハンドカットフライズ オリジナルマヨネーズ」は、コクと深みのあるソースがお芋の味を引き立てる人気のメニュー。

そのほか、中東料理のフムスとチリソースを合わせた「ハンドカットフライズ フムス&チリソース」は、スパイスが効いたクセになる味付けが印象的でした。

アソンブロッソ 北海道はキッチンカーで道内を巡っているため、タイミングよくお店に足を運ぶのが難しい人もいるかもしれません。

その場合は冷凍のハンドカットフライズをオンラインショップで購入できるので、ぜひ覗いてみてください。

燻製ポテト付きの商品もあり、キッチンカーへ足を運ばずとも本格的なお店のフライドポテトが手に入りますよ~!

フライドポテトのおいしい揚げ方・アレンジ

道産フライドポテトのお店が注目を集める一方、コロナ禍で「外食は気が乗らない…」という人も少なくありません。

そこで今回、500種類のフライドポテトを食べ尽くしたフライドポテト研究家の岡本 智博さんに、おいしいポテトの揚げ方とアレンジをうかがいました!

フライドポテトを揚げる際は、油にラードを混ぜることでコクが出て旨味が爆上がりするんだとか。

サラダ油:ラードを3:1の割合で混ぜ、180度で3分ほどきつね色になるまで揚げましょう。

揚げるのが面倒な場合は、フライパンに多めのラードを溶かして3分ほど炒めるのでもOKですよ。

またポテトといえば塩でシンプルに味わうのが定番ですが、ケチャップとマヨネーズを1:1で混ぜてポテトを大胆に浸したり、

クリームチーズを電子レンジで20秒温め、少量の牛乳と顆粒コンソメを混ぜたディップソースを作ったりしてもおいしいんですって。

終わりの見えないポテトロス。今後は道産フライドポテトのお店に注目したり、自宅で調理方法にこだわったりしながら、自分なりの楽しみ方を探すのもよさそうですね!

*みんテレ1月28日OAのものです

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