「メッシを見たら恋に落ちる」 メッシとロナウドの“異常さ”をレアルMFカゼミロが解説

バルセロナを退団し、PSGへと移籍したリオネル・メッシ。

UEFAチャンピオンズリーグでの宿敵レアル・マドリーとの対戦が間近に迫ってくるなか、レアルMFカゼミロの発言が話題になっている。

『Panenka』のインタビューで、メッシとクリスティアーノ・ロナウドについて、こう述べていたのだ。

カゼミロ(レアル・マドリーMF)

「メッシを見過ごすことなんてできないよ!

彼がいないことで、バルセロナを体現する選手だったことに気付くはずだ。

彼は見る者全員を恋に落とす、惚れさせる選手さ。もしサッカーが大好きなら、メッシのことも大好きなはず。サッカー史上3本の指に入る選手だよ。

彼が去ったバルサは移行期にあり、彼があのチームでどれほど重要だったかが分かる。だからこそ、彼はあのクラブの象徴なんだ。

もうすぐ彼がまたベルナベウにやってくるけれど、僕らは準備ができているよ。

僕ひとりでメッシを止めることは不可能だからね。チームメイトの助けが必要になる。

PSG戦は素晴らしい試合になるはずだよ」

「(メッシのバルサ退団とロナウドのレアル退団の類似性)

当然だよ。一緒にいたから気付かなかったけれど、メッシとロナウドはサッカーを変えたんだ。

2人が現われる前は20~25ゴールくらいで得点王になっていた。それが、2人がやってくると、年間40~60ゴールになったんだからね。

彼らはこのスポーツを変えた。クリスティアーノはレアルでの出場数よりも多いゴールを決めた。いかれてるよ。

そういう選手がチームを去った時、彼らのことを恋しく思うのは当然さ。2人ともエポックメイキングだった。

でも、大事なのは一刻も早く変わることだと思う。バルサは新しい現実に対応しなければいけない。

マドリーは現状に再適応した。バルサもそうするはずさ。

両クラブは世界最大のクラブだし、常に史上最高の選手たちを擁してきたからね」

サッカー好きならメッシを嫌いになるのは不可能と賞賛していたようだ。また、それまでのサッカー界の基準を破壊した2人がいなくなったレアルとバルサはその状況に適応しなければいけないとも。

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PSGとレアルは2月16日にパルク・デ・プランス、3月10日にサンティアゴ・ベルナベウで激突する。

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