【日本初】ユビ電、賃貸マンション全駐車場にWeCharge導入

ユビ電株式会社(以下、ユビ電)は、プラウドフラット巣鴨IIにおいて、WeCharge電気自動車充電サービスを導入し、2022年1月より運用を開始した。2月4日付のプレスリリースで明かしている。

プラウドフラット巣鴨IIは、野村不動産プライベート投資法人の居住用施設だ。マンション駐車場にユビ電が新たに電気を引き込み、駐車場の全4区画に専⽤200V EV充電コンセントを導⼊した。これにより、マンション駐車場でいつでもEVを「おうち充電」することができる。

WeCharge電気自動車充電サービスでは、EV充電コンセントをマンション共用部駐車場に設置し、駐車場契約を締結している居住者向けに充電サービスを提供する。これまでマンション駐車場へのEV充電設備導入は、車両ごとの使用電気料の計測や支払いスキームの構築が困難なことを理由に普及が遅れていた。しかし、WeCharge電気自動車充電サービスにより、車両ごとの充電量をスマートフォンアプリで管理し、充電した分の電気料を各EVユーザーの負担とすることが可能だ。

また、全ての駐車区画に導入したことにより、駐車場契約者はEVコンセントを専用利用して充電することができる。これにより、他の電気自動車が充電を終えるまで待ったり、充電するたびに電気自動車を移動させたりする必要はない。

なお、ユビ電は、賃貸マンション・分譲マンション問わず、また既築マンション・新築マンションも問わず、マンション付属駐車場へEV充電コンセントを提案。マンションでも「おうち充電」できる快適なEV充電環境を整えるという。そして、これからもモビリティとエネルギーの融合領域においてさらにビジネスを加速していくと述べている。

© 株式会社自動車新聞社