元巨人助っ人が“成功例” エンゼルス期待の22歳は「本塁打7倍増」の予感も

エンゼルスのジョー・アデル【写真:Getty Images】

ジョー・アデルは昨シーズン後半にブレークの兆しを見せた

エンゼルスの22歳ジョー・アデル外野手に、今季ブレークの期待が高まっている。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」では、本塁打の大幅増が予想される選手としてピックアップ。昨季の4発から、実に7倍増となる28発も可能だと見ている。

突如として訪れる、覚醒の時。同メディアは一例として、巨人でもプレーしたレンジャーズのアドリス・ガルシア外野手が、2020年に0本塁打から昨季は一気に31本塁打まで急増させたことを紹介。記事では、シーズン20本塁打に到達したことがないものの、今季の本塁打王争いに絡んできそうな10選手を取り上げた。

昨季は35試合出場で打率.246、4本塁打、26打点だったアデル。直近2年間は思うような成績を残せていないのは事実だが、同メディアでは昨シーズン後半に着目。最後の16試合で打率.300、出塁率.344、長打率.533、3本塁打、14打点、11三振だったことに触れ、今季の躍動については「安心できる新しい理由を見出せる」と展開した。予想される本塁打は「28」と見据えた。

昨季は主砲のマイク・トラウト外野手が離脱する中、大谷翔平投手がリーグ3位の46本塁打を放って孤軍奮闘したエンゼルス。今季は万全の打線が組め、さらにアデルも覚醒すれば、悲願のプレーオフ進出も……。あとは整備を進めている投手陣次第かもしれない。(Full-Count編集部)

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