「北海道に、ユーがいる。」 タカトシがUHB開局50周年のアンバサダーに就任

今年4月1日に開局50周年を迎えるUHB北海道文化放送が、これを記念したキャッチフレーズ「北海道に、ユーがいる。」と、開局50周年アンバサダーに北海道・札幌出身のお笑いコンビ・タカアンドトシが就任することを発表した。50周年イヤーのコンセプトは「つながる」で、さまざまな記念番組や記念事業を計画している。

UHBは1972年に開局。キャッチフレーズに掲げた「北海道に、ユーがいる。」の「ユー」は、「あなた」であり、UHBの「U」でもある。「人と人とのコミュニケーションが失われた今だからこそ、積極的に北海道の街と、人とつながり、ともに北海道の明日を創っていきます。そして、北海道の皆様にUHBがいてよかった、と思ってもらえるように」との決意が込められている。

アンバサダーに就任したタカアンドトシは、UHBの看板番組「発見!タカトシランド」(金曜午後7:00、北海道ローカル)に出演中。奇しくも2人は28年前、初めて人前でネタを披露したのがUHBのオーディション番組だった。UHBと縁深い2人が、UHBアナウンサーや社員と一丸となり、50周年イヤーを盛り上げていく。

タカは「このたびUHBの50周年アンバサダーに就任でき、大変光栄に思っています。コロナの影響でいろいろと大変な状況にある北海道のために、われわれが何ができるのか分かりませんが、小さいことでもなんでもいいので、大好きな北海道のために、お役に立てたらと思っています。北海道を愛してるのは、俺だ! 俺だ! 俺だーーー!!! 北海道、イチバーン!!!!!」と北海道愛たっぷりにコメント。一方、トシは「50周年おめでとうございます! 高校3年の時初めて人前でネタをやったのがUHBのオーディション番組でした。あれから28年、こんな大役をやらせていただけるなんて思いもしませんでした。粉骨砕身(ふんこつさいしん)でやらせていただきます」と意欲を語った。

キャッチフレーズと併せて使用する50周年のコミュニケーションロゴも決定。UHBのチャンネル「8」と、無限大「∞」を掛け合わせたマークで、「北海道の皆さまとUHBがつながり合い、よりよい循環を生んでいくことによって、北海道の可能性が限りなく広がっていく」ことを表現している。開局50周年のティザーサイト(https://www.uhb.jp/50th/teaser)もチェック。

開局50周年記念企画の第1弾として発表された特別番組の一つ目は、「北海道に、ユーがいる。(仮)」(月曜午後9:54、北海道ローカル)。アンバサダーのタカトシが案内人として出演し、北海道を元気にするため道内各地で頑張っている人、いろいろなことに夢中になっている人(=YOU)を紹介するミニ番組で、4月から1年間放送する。「つながる・夢応援・SDGs」がテーマで、次世代に豊かな北海道の自然や食などを残していこうとする人も登場する。

二つ目は、「タカアンドトシの北海道を全力応援(仮)」(日時未定)で、2021年度下期に全国放送予定。新型コロナの影響で観光客の減少が続く北海道。このかつてないピンチにタカトシが、ふるさとを全力応援する特別番組だ。

開局50周年事業の「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」は、創刊80周年を迎える北海道新聞社ととともに、北海道立近代美術館で開催する展覧会。ヨハネス・フェルメールの作品が北海道を訪れるのは、1984年以来38年ぶり。フェルメールだけではなく、レンブラント・ファン・レイン、ハブリエル・メツー、ヤーコプ・ファン・ロイスダールといった、17世紀のオランダを代表する画家たちの名品約70点も展示される貴重な機会となる。会期は4月22日~6月26日(月曜の休館日除く、計57日間)。北海道展サイト(https://www.uhb.jp/event/dresden-vermeer/)も公開。

「北海道に、ユーがいる。」を合言葉に、北海道の人と、街と、“あなた”とのつながりを深める1年。コロナ禍の北海道にとって明るい話題となりそうだ。

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