キャスティングを芸術にまで高めた女性 知られざる仕事に迫る 「キャスティング・ディレクター」公開決定

ドキュメンタリー映画「キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性」が、4月2日より劇場公開されることが決まった。

「キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性」は、ハリウッドで長年活躍したキャスティングの先駆者マリオン・ドハティを中心に、映画業界の重要な仕事の一つでありながら、一般的に知られていない仕事であるキャスティング(配役)に迫るドキュメンタリー。マリオン・ドハティは、絶妙なセンスと直感的な先見の明を頼りに、白人男性至上主義の根強いスタジオシステム方式から、ユニークで多様なアンサンブルキャストへ移行する道筋をつけた人物である。

2012年製作の本作は、キャスティングへの再評価につながったほか、アカデミー賞が取り組む変革(2025年開催の第96回以降は作品賞候補に“インクルージョン(包摂性)”の評価も条件に加わるなど)にも重要な役割を果たしたと評価されれているという。

【作品情報】
キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性
2022年4月2日(土)よりシアター・イメージフォーラム ほか全国順次公開
配給:テレビマンユニオン
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