3歳児転落死、高校生の兄を殺人容疑で送致 沖縄・名護署

 名護市の集合住宅で8日、6階の自宅ベランダから女児(3)を投げ落とし殺害したとして、10代で高校生の兄が殺人容疑で逮捕された事件で、名護署は10日午前8時ごろ、同容疑で高校生の兄を那覇地検沖縄支部に送致した。
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 署の敷地内では捜査車両が建物近くに停車し、建物と車の間を捜査員がブルーシートで厳重に隠すなど、現場に物々しい雰囲気が漂った。午前8時過ぎ、兄が車に乗り込み車のドアが閉まる音がすると、ブルーシートは外された。車は署を出て、那覇向けに走行していった。
 送検容疑は8日午前8時55分ごろ名護市の集合住宅で、殺意を持って女児をベランダから投げ落とし殺害した疑い。
 
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