「びじんが」揃う「美人画」展 3月6日まで美祢の芸術文化交流館月影で

▲館内の様子

 企画展「次世代の美人画展」が、「芸術文化交流館月影」(美祢市美東町綾木)で開催されている。3月6日(日)まで。    

 月影は、「地域貢献になれば」と井上真由美さん、広之さん夫婦によって2021年7月20日に開館。古民家を改装した“個人美術館”で、一般展示室、企画展示室、収蔵品展示室を備えている。開館後は山口県ゆかりの作家展や、夫妻の収蔵品を展示してきた。

     

▲芸術文化交流館 月影

 今回の展示では、密かなブームになっている「新時代の美人画」に焦点を当てた。山陽小野田市在住の宮﨑優を始め、岡本東子、下重ななみ、丁子紅子ら、現代の女流日本画家による美人画作品が約30点並ぶ。    

 また、館長の井上広之さんと娘の由紀菜さんによる「生命の息吹 第二回父娘展」も同時開催。「分岐点」「宙旅」といった、井上さん親子の作品14点が展示されている。   

 「山口県内初展示となる作家や、都会でしか見られない作家の作品も展示。山里に集った美人を堪能して」と広之さん。    

 開館日は木~日曜と祝日で、開館時間は午前10時から午後5時まで。入館料は、一般400円。問い合わせは同館(TEL080-9794-8646)へ。

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