英調査機関の民主主義指数で韓国が「完全な民主国家」に格上げ...日本を上回る EIU報告で明らかに

英調査機関が発表した「民主主義レベル」において韓国が日本を上回ったことが分かった。

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ロイター通信は10日(現地時間)、英国エコノミスト傘下インテリジェンスユニット(EIU)が発刊した「2021民主主義指数」報告書を引用し、昨年は2020年と比較した時、民主主義レベルがさらに下落したと報じた。

EIUは、年次民主主義指数について「コロナ大流行の圧迫と権威主義的代案に対する支持の増加により、世界的に民主主義が挑戦を受けていることを知らせる」と説明した。

民主主義指数は、選挙過程と多元主義、政府機能、政治的参加、政治的文化、市民の自由という5つの指標に従って点数をつける。そしてこれをもとに「完全な民主国家(8点以上)」、「欠陥のある民主国家」、「混合型政権」、「権威主義体制」に分類する。

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EIUは2021年の大きな特徴として、中国が民主主義モデルに大きな挑戦をしていることを挙げた。中国は民主主義指数10点満点中2.21となり148位を記録し、「権威主義体制」に分類された。特に評価指標の中で「選挙過程と多元主義」部門で中国は0点を記録した。

一方、韓国は16位(8.16点)で昨年の23位(8.01点)から順位が上昇した。特に韓国は「選挙過程と多元主義」部門で9.58点という高い点数を得た。韓国は昨年から0.01点スコアが上がり、5年ぶりに「欠陥のある民主国家」から「完全な民主国家」へと格上げされた。

日本は韓国に続いて17位(8.15点)だった。こちらも「完全な民主国家」に含まれた。

北朝鮮は1.08点を受けて165位を記録し、2020年と比較して二段階順位が上昇した。 EIUは下位圏ランキングに「劇的な」変化があったとし「アフガニスタンとミャンマーが北朝鮮よりも低いランキングを記録した」と述べた。

米国は26位(7.85点)を記録し「欠陥のある民主主義」に分類された。米国は「政府機能」と「政治文化」部門でそれぞれ6.43点、6.25点を受け、比較的低い評価となった。

民主主義指数1位を記録した国家はノルウェーだった。ノルウェーは総点9.75点を受け、「政治参加」と「政治文化」の部分で10点満点を記録した。ノルウェーに続き、ニュージーランド(9.37点)、フィンランド(9.27点)が高い評価を受けた。

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