3月にも始まる5~11歳の子どもを対象とした新型コロナウイルスワクチン接種に向け、神奈川県は10日、国から初めて配送されるワクチンの33市町村への配分を公表した。21日からの2週間で、県内分としてファイザ-製650箱(6万5千回分)が配送される。
県によると、県内の5~11歳の子どもは約53万人。2回の接種を完了するには約106万回分のワクチンが必要となり、今回配分が決まったのは約6%に当たる量となる。県は市町村別の5~11歳人口の割合に応じて、配分を決めた。
県はこのほか、3回目接種に活用されるファイザ-製224箱の市町村への配分も公表した。