神奈川県議会定数、人口微増も現行の105を維持 検討委が決定

神奈川県議会

 神奈川県議会の議員定数等検討委員会(桐生秀昭委員長)は10日の会合で、来春の県議選の総定数について現行の105を維持することを決定した。

 2020年国勢調査の確定値をもとに協議。県の人口は15年の同調査に比べ11万人余りの増加で「微増だが、常任委員会などは支障なく運営されており、現行の総定数で問題ない」(自民)、「議会がさまざまな県政課題に迅速かつ適切に対処していく上で現状維持が妥当」(立民)などと、全交渉会派が現行の総定数維持に賛成の意見を表明した。

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