未成年との性交疑惑王子の誕生日を記念 各自治体で国旗を掲げて祝福へ

英王室のアンドルー王子の今月19日に62歳の誕生日を迎えることを記念して、イギリスの各自治体建物に国旗が掲げられる。アメリカでの民事裁判へ向けて「殿下」の敬称使用や公職を停止し、軍の名誉職や慈善団体などのパトロンの役職を剥奪されたアンドルー王子は、各地方自治体はその日を国旗を掲げて祝うことを推奨している。

ある地方自治体の最高責任者は、アンドルー王子が17歳の時に性行為を強制されたとしてヴァージニア・ジェフリー氏から訴えられているにも関わらず、王室メンバーに関する通常のガイダンスから王子の名前が外されていなことはおかしいとして「デジタル・文化・メディア・スポーツ省はヨーク公(アンドルー王子)をガイダンスから外していないとは馬鹿げています」「アンドルー王子は、事実上王室メンバーの地位を剥奪されたのですから」とザ・サン紙に話している。

今月始め、ベルファスト市は王子の誕生日の代わりに、ソンムの戦いを記して7月1日に国旗を掲げることに同意しているが、政府のガイダンスが変更されない限り、イギリス全国の地方自治体でアンドルーの誕生日に国旗が掲げられることになる。

ジュフリー氏は、2001年に米富豪の故ジェフリー・エプスタイン元被告と当時エプスタインの恋人だったギレーヌ・マクスウェル被告によって、アンドルー王子とセックスするよう差し向けられたとして訴えているが、王子は全容疑を否定しており、来月10日にロンドンで宣誓尋問を受ける予定だ。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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