【完全保存版】冬キャンプを暖かくするおすすめ暖房器具20選!用途別の選び方も

こんにちは、寒がりママキャンパーの金山ユミです。冬キャンプに行くときの一番の心配は、経験したことのない寒さですよね。初めて冬キャンプに行ったときに感じる夜の冷え込みは、想像を上回る経験だった人も多いのではないでしょうか。「冬キャンプを快適に過ごしたい」そんな人におすすめの暖房器具を厳選してピックアップ。小さな子どもが居ても安心して使えるアイテムや、安全な使い方も併せてご紹介します。

【暖房器具の種類と選び方】冬キャンプで使える暖房アイテムを用途別に解説!

キャンプは長時間屋外で過ごすため、メインの暖房器具にプラスしてスポットで使える暖房器具や、就寝時に安心して使えるアイテムなど、複数用意するのがおすすめです。

そこで、まずは

  • メインに使える暖房器具
  • サブ暖房器具
  • 寝る時におすすめの暖房器具
  • 暖房器具と一緒に使うと効果的なサブアイテム

の4つのカテゴリーごとに、それぞれどんな器具があるのかご紹介していきます。

【1. メイン暖房器具】

必ず持っていきたいメインで使う暖房器具。テントやタープ下など、みんなでくつろぐ広い空間を暖めるために使用します。

※石油ストーブと薪ストーブは、一酸化炭素中毒や火災に注意が必要です。

テント内で使用するときは、必ず窓や入り口を開けて換気しながら使用しましょう。

一酸化炭素チェッカーをひとつ持っておくと、安心です。

▼一酸化炭素チェッカーの詳しい記事はこちら

【2. サブ暖房器具】

あると安心のサブで使う暖房器具。

足元などスポットで暖めるなど、寒い時に追加で使用します。

【3. 寝る時におすすめな暖房器具】

夜の冷え込みに備えて、朝まで使える暖房器具があると安心です。

※漏電や、長時間の使用での低温やけどに注意が必要です。

【4. 暖房器具と一緒に使うと効果的!なサブアイテム】

余裕があれば導入したい、追加すると便利なアイテム。

サーキュレーターやストーブファンは、暖房器具と一緒に使うと暖かい空気を効率よく循環させることができます。

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17328221

Jackery ポータブル電源1000

▼ポータブル電源の詳しいレビューはこちら

アイリスオーヤマ サーキュレーター 「PCF-MKM15」

▼サーキュレーターの比較レビューはこちら

KTJ ストーブファン

UDESEV ストーブファン

冬キャンプのメイン暖房と言えば使いやすい「石油ストーブ」!種類解説・おすすめ4選

それでは、まずは冬キャンプのメインの暖房器具となる「石油ストーブ」の詳しい種類やおすすめのアイテムをご紹介していきます。

石油ストーブの種類と選び方を解説!

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17337081

石油ストーブは、灯油を燃料に使用する暖房器具。広い空間を効率よく暖めてくれます。

天板の上に鍋を乗せてお湯を沸かしたり、じっくり煮込んだりと調理にも使えて便利。

  • 本体が箱形の「反射式」
  • 円筒形の「対流式」

の2種類がありますが、キャンプではデザイン性の高い「対流式」が人気です。

やけどや転倒などの危険には、ファイヤーテーブルで囲うかストーブガードなどの工夫で、小さな子どもが居ても安心して過ごせますよね。

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17484189

▼こちらの「ストーブガード」や「焚き火テーブル」がおすすめ

アイリスオーヤマ

DOD ストーブガード

尾上製作所 マルチファイアテーブル

それではここから、キャンプで人気のオシャレな対流式ストーブを、4つご紹介します。

【おすすめ1】トヨトミ「レインボーストーブ RB-G250」

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17328221

私も愛用しているストーブです。

レインボーストーブは、ニオイセーブ消化など日本メーカーならではの細やかで使いやすい機能が備わっています。

電池レスで火器を使わず点火できるのもポイント。

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丸いフォルムに暖かな虹色の光は、女性におすすめのデザイン!

  • 暖房目安:木造7畳・コンクリート9畳
  • 暖房出力:2.50kW〜1.25kW
  • サイズ:388×388×475mm
  • 重量:約6.2kg
  • タンク容量:4.9L
  • 燃焼継続時間:20.2〜40.2時間
  • 燃料消費量:1時間あたり0.122〜0.243L

▼型番は違いますが、同じトヨトミのレインボーストーブの詳しいレビューはこちら

【おすすめ2】フジカハイペット「KSP-229-21C」

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17337081

フジカハイペットは日本製の高品質なストーブ。コンパクトで安全設計を備え、アウトドアの持ち運びに優れています。

高度3000mの高原キャンプでも性能を発揮する特徴があります。

背面反射板付モデルにすると、狭いスペースで端に置いての使用が可能。

店頭やインターネットでの購入はできず、メーカー直販のみの取り扱いになります。

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価格も高めで手に入れるまで時間もかかることから、ギアにこだわりのある人におすすめ!

  • 暖房目安:木造8畳(13.2㎡)コンクリート造10畳(16.5㎡)
  • 暖房出力:2.5kw
  • サイズ:約432×310×310mm
  • 重量:約5.6g
  • タンク容量:約3.6L(MAX4L)
  • 燃焼継続時間:約10〜12時間
  • 燃料消費量:1時間あたり0.26L

▼詳しいレビューはこちら

▼ご注文の際は、フジカハイペットの公式サイトもご確認ください

【おすすめ3】Newアルパカストーブコンパクト「TS-77JS-C」

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17327988

コンパクトでパワフルな火力が魅力の、韓国製アルパカストーブ。

2019年より耐震装置が付き、日本の安全基準(JHIA)をクリアしたモデルが販売されています。

日本製と比べると多少の粗さはありますが、フジカハイペットの入荷が待てない人の選択肢になるのではないでしょうか。

  • 暖房出力:3.0kW
  • サイズ:405×350×350mm
  • 重量:約6.6kg
  • タンク容量:3.7L
  • 燃焼継続時間:約10時間
  • 燃料消費量:1時間あたり0.293L

▼詳しいレビューはこちら

▼過去モデルの「TS-77A」の詳細レビューはこちらの記事で紹介しています

【おすすめ4】アラジン「ブルーフレームヒーター」

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17417990

クラシカルなデザインがとにかくカッコいい。キャンプに限らず、家の中でもオシャレなインテリアとして置きたいアラジンのストーブ。

90年以上も姿を変えず親しまれてきたことから、メンテナンスをすることで世代を渡って長く愛用できる製品です。

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「愛用品を大切に使っていきたい」そう考える人には、特におすすめ!

  • 暖房目安:木造7畳・コンクリート10畳
  • 暖房出力:2.68kw
  • サイズ:H551×W388×D405mm
  • 重量:8.5kg
  • タンク容量:4.1L
  • 燃焼継続時間:15時間
  • 燃料消費量:1時間あたり0.26L

▼詳しいレビューはこちら

ダントツの暖かさ!憧れの「薪ストーブ」おすすめ3選

薪ストーブは、準備に手間がかかり収納場所も必要なことからハードルの高いアイテム。

初心者の人にも使いやすい製品を3つご紹介します。

【おすすめ1】WinnerWell (ウィンナーウェル) 「ノマドビュー M 」

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17431390

高品質なステンレス製のノマドビューは、サビに強く耐久性抜群。

煙突などのパーツはストーブ内部に収納でき、コンパクトに持ち運べます

ウォータータンクや専用バックなど付属品も充実しており、少し値は張りますが選んで後悔しない製品です。

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窓が大きいので、焚き火の炎を楽しみたい人におすすめ!

  • 素材:ステンレス304
  • 組立サイズ:380×200×高さ2260mm(ストーブ+煙突)
  • 収納サイズ:380×200×高さ210mm
  • 重量:13kg

▼詳しいレビューはこちら

【おすすめ2】ホンマ製作所「APS - 48DX」

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17422231

Amazonでも売れ筋の「ホンマ製作所」の薪ストーブ。日本製で価格が抑えられている魅力的な製品です。

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収納時は少しかさばりますが、煙突など必要なものが全てセットになっているので薪ストーブデビューに最適!

薪ストーブを使いこなすことに不安がある初心者には、価格と品質のバランスの取れたホンマ製作所のストーブが導入のハードルをグッと下げてくれます。

  • 材質:ステンレス
  • 本体サイズ:280×480×高さ445mm(煙突含む1830mm)
  • 重量:6.9kg

▼詳しいレビューはこちら

▼ブラックカラーの【Black Edition】版のレビューはこちら

【おすすめ3】CAPTAINSTAG (キャプテンスタッグ)「KAMADO(かまど)煙突ガラス窓付角型ストーブ(UG-75)」

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17407216

専用バッグが付いてコンパクトに持ち運べます。鉄製なのでサビに気を遣いますが、堅牢でタフなストーブ。

信頼のメーカー+窓付き+価格の点で、コスパに優れています。

足の高さが2段階に変えられるので、テントサイズやサイトの雰囲気に合わせて応用可能。

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さまざまなキャンプスタイルを楽しむ人にピッタリ!

  • 素材:鉄
  • 組立サイズ:ハイ/600×510×高さ1070・1415・1770mm、ロー/470×360×830・1180・1530mm、
  • 収納サイズ:480×270×高さ265mm
  • 総重量:10kg

▼同じく「KAMADO」薪ストーブの(窓なしモデル)の詳しいレビューはこちら

燃料が手に入りやすい!コンロとも併用できる「カセットガスストーブ」!おすすめ3選

カセットガスストーブは立ち上がりが早く、すぐに暖を取りたいときに便利。

長時間の使用には向きませんが、メインの暖房器具と併用すると頼もしい存在です。

一台あると、キャンプのみならず災害時の備えにもなります。

【おすすめ1】センゴクアラジン「ポータブル ガス ストーブ」

先述の「ブルーフレームヒーター」が小さくなったデザインがオシャレなストーブ。天板でお湯を沸かすなど簡単な調理に使えます。

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一般的なカセットガスストーブより大きく存在感があるため、デザインにこだわりのある人におすすめ!

  • 本体サイズ:320x335x390mm
  • 重量:5.7kg
  • 発熱量:2.0kw(1700kcal/h)〜0.8kw(690kcal/h)
  • 連続燃料時間:約1時間40分〜4時間20分

【おすすめ2】イワタニ「マイ暖」

引用元:https://happycamper.jp/_ct/17411038

定番のイワタニ製のストーブ。4つの安全機能を備え、15%省エネできるエコモードを搭載しています。

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カセットガスの持ちを良くしたい人におすすめ!

  • サイズ:312×222×290mm
  • 重量:2.6kg
  • 連続燃焼時間:約3時間20分/※エコモード:約3時間50分

▼詳しいレビューはこちら

【おすすめ3】イワタニ「風暖」

引用元:https://happycamper.jp/_ct/17504509

風暖はカセットガスを利用したファンヒーターです。遠赤外線で温めるストーブとの違いは、温風で暖めること。

日本製で5つの安全機能も付いています。

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小型でパワフル、持ち歩けるストーブを探している人におすすめ!

  • サイズ:438×319×260mm
  • 本体重量:4.7kg
  • 適応畳数:木造5畳・コンクリート7畳
  • 発熱量:(標準)約2.0kW (弱)約1.3kW
  • 連続燃焼時間 :(標準)約100分( 弱)約150分

▼詳しいレビューはこちら

【お手軽カセットガスストーブ】さすがのイワタニ! 電源いらず・コードレスの「風暖」を紹介 - ハピキャン|キャンプ・アウトドア情報メディア

近くにいれば暖かい!足元用などに最適な「電気ストーブ」おすすめ2選

電気ストーブは、電源付きサイトで大活躍。換気不要で匂いもないので小さな子どもが居るテント内でも安心して使用できます。

【おすすめ1】アイリスオーヤマ 「セラミックファンヒーター」

引用元:https://happycamper.jp/_ct/17437896

すぐに暖かい温風が出るのが嬉しい、セラミックヒーター。

私も使用していますが、やけどや一酸化炭素中毒の心配もなく衝撃があると消えるので、子どもがいるテントで使用するのにおすすめです。

  • サイズ:260×135×385mm
  • 電源:AC100V、50/60Hz
  • 最大消費電力:1200W
  • 電源コード長:1.8m

▼詳しいレビューはこちら

【おすすめ2】アラジン 「遠赤グラファイトヒーター(CAH-1G9B)」

キャンプに電気ストーブを持ち込むと生活感が出てしまいがちですが、アラジンならオシャレなデザインでコンパクト

消費電力が少ないので、他の電気製品と併用できます。

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雰囲気重視の人に特におすすめ!

  • サイズ:W300×D300×H884mm(突起含む)・消費電力:900W
  • 重量:3.5kg

寝袋の下に敷いたり・ひざの上にかけられる「電気毛布」おすすめ2選

電気毛布は消費電力が少なく、折り畳めばコンパクト。使い方の自由度も高いので、一枚あるととても便利です。

【おすすめ1】山善 ふんわりやわらか 電気掛・敷毛布

厚みがある生地で暖かい毛布。3サイズ展開で「ふんわりやわらか」「ふわふわもこもこ」の2種類のバリエーションがあります。

大きいサイズなら子どもと一緒に包まれますね。

  • 本体サイズ:188×130cm
  • 本体重量:0.76kg
  • 材質:ポリエステル100%
  • 消費電力:75W
  • 消費電力量:13~57Wh

【おすすめ2】Sugiyama 電気敷き毛

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17326062

日本製のコスパのいい電気毛布。コンパクトに折り畳めるので、家族の人数分揃えてもかさばりません。

  • サイズ:140×80cm
  • 本体重:0.7kg
  • 素材材質:ポリエステル70%、アクリル30%
  • 定格消費電力:55W
  • 消費電力量:3~31Wh

▼詳しいレビューはこちら

▼電気毛布の比較レビュー記事はこちら

テント内の底冷え対策には「ホットカーペット」!おすすめ2選

荷物に余裕があれば、電気毛布よりパワーのあるホットカーペットが快適です。

【おすすめ1】パナソニック「着せかえカーペット用ヒーター(DC-2JN)」

断熱材入りで1cmの厚みがあるホットカーペット。ふかふかのマットで寝心地もアップします。

寝心地をより良くしたい人にはおすすめです。

  • サイズ:176×176×1cm
  • 本体重量:4.2kg
  • 畳数:2畳相当

【おすすめ2】ライフジョイ 「ホットカーペット(CU191)」

コンパクトなホットカーペットを探している人におすすめな、2畳用より一回り小さなサイズです。

  • サイズ:168cm×168cm
  • 消費電力:400 W

▼ホットカーペットの比較レビュー記事はこちら

寝る時も寝袋の中を温めてくれる「湯たんぽ」おすすめ4選

寝袋の中を優しくじんわり温めてくれる湯たんぽ。お湯があれば電源や燃料が不要で経済的。

翌朝の洗顔に、お湯を使い回せるのもいいですよね。

【おすすめ1】マルカ「湯たんぽA(エース) 2.5L 袋付」

メッキ製で直火温められます。コンロやストーブの上に置いて繰り返し加熱して使用できるので、お湯を入れ替える手間の省けるエコで楽な湯たんぽです。

  • サイズ:29.5×21.6×7.4cm
  • 重量:610g
  • 容量:約2.5L

▼ミニサイズもあります

▼マルカ「湯たんぽA 2.5L 」を含む、金属製湯たんぽの比較レビューはこちら

【おすすめ2】ロゴス「ソフト湯たんぽ」

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17491590

もっちりとした感触が気持ちのいい湯たんぽ。身体に沿った形にフニャっと曲がるので、使い心地はバツグンです。

性能に優れ価格が高めなので、ギアにこだわりのある人におすすめです。

  • サイズ:23×16×8cm
  • 重量:160g
  • 容 量:1L

▼詳しいレビューはこちら

【おすすめ3】ダイソー「湯たんぽ by 尾上製作所」

画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17503221

おなじみの尾上製作所の湯たんぽが、なんとダイソーで手に入ります。

家族の人数分を揃えたいですね。

▼詳しいレビューはこちら

【おすすめ4】充電式湯たんぽ

やけどの心配が少なく、安心して使える充電式もおすすめです。

  • サイズ:26×17.5×5cm
  • 重量:1600g
  • 消費電力:最大400W
  • 蓄熱温度:70℃
  • 蓄熱時間の目安:約15分

▼「充電式のおすすめ湯たんぽ」については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています!

暖房器具で万全の備えをして冬キャンプに出かけよう!

冬キャンプは、暖房器具でしっかり対策をすると快適に過ごせます。

荷物は増えますが、石油ストーブなどのメインの暖房器具にプラスして、サブの暖房器具と就寝時に使えるアイテムを持っていくのがおすすめ。

私も、冬キャンプデビューのときには迷いました。

現在は、トヨトミのレインボーとアイリスオーヤマのセラミックヒーター、人数分の電気毛布とUSBで給電できるホットマットを持って行っています。

それでも寒い時は、ナルゲンを湯たんぽにします。

キャンプでは工夫して寒さを乗り切ることもできますが、やはり暖房器具を揃えて穏やかな時間を過ごしたいところ。

冬のキャンプには、星がよりきれいに見えたり、虫が居なかったりと夏では経験できない魅力があります。

寒さ対策に十分な備えをして、冬キャンプに出かけましょう。

▼冬キャンプの寒さ対策・おすすめギアはこちらの記事も参考にどうぞ!

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