「新潟維新の会」が設立、日本維新の会の浦野靖人氏が代表、石崎徹氏が幹事長に就任

浦野靖人氏(写真左)と石崎徹氏(写真右)

元衆院議員で現日本維新の会新潟県第一選挙区支部長の石崎徹氏が11日、記者会見を開き、「新潟維新の会」を設立を発表した。「新潟維新の会」代表には日本維新の会の浦野靖人氏が就任し、石崎氏は幹事長に就任する。

今後4月3日に設立総会を開催する予定であるが、2月11日からwebサイトなどを通じて党員を募集し、組織づくりを進めていく。現時点でも、新潟市の深谷成信市議が加わる意向を示す。

また、県の抱える課題を抽出して「新潟大改革プラン(仮称)」の策定も進める組織・「新潟維新政治塾」を開塾することも明らかにした。同塾では、国会議員、首長、地方議員の候補者発掘も目指す。正式な開塾は4月17日となるが、こちらも本日から参加者を募っていく。

浦野靖人氏

石﨑徹氏

浦野氏は「我々日本維新の会は、全国各地が元気になることを目指しているが、新潟はこの地域の中核になってもらいたいと考えている。(新潟維新の会は)まだ少人数ではあるが、大阪でも最初は6人から始まった。現状厳しくても、自分の住んでいる地域を良くしていきたいという覚悟があれば、党勢は拡大していく」と話す。

石崎氏は「日本維新の会は現在世代交代が進んでいるが、私も30歳代の一員として、幅広い年代に頼られる地域政党を育てていきたい。新潟に若者が戻ってきて、住み着いてもらえるようにしていく」と力を込めた。

また一方で、来年度に控える新潟市長選に関して石崎氏は「現状で出馬するとは明言できないが、新潟市が地盤である私にとっては、市長選は視野に入る」という。また同じく来年度に迫る知事選に関しても、候補者を募りながら擁立を目指していくという。

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