「MUSIC BLOOD」デビュー20周年!日本を代表するヴォーカルデュオCHEMISTRY

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毎週1組のアーティストを迎え、彼らの中に今も血液として脈々と流れる思い入れのある音楽や、背中を追い続けるアーティストにまつわるトークを交えつつ、ライヴ映像で紐解く新感覚の音楽番組「MUSIC BLOOD」。ゲストはCHEMISTRYさんでした。MCの田中さんにとっては青春時代に聴き込んでいたアーティストだけに、トークでは大興奮! ライヴでは、デビュー曲である『PIECES OF A DREAM』と敬愛する先輩アーティスト、マーチンこと鈴木雅之さんの『ガラス越しに消えた夏』を披露。オンエアに入りきらなかったシーンも含めて、収録の裏側の一部をリポートします。

今回のゲストはデビュー20周年を迎えたCHEMISTRY。川畑要と堂珍嘉邦からなるヴォーカルデュオ。2001年3月にリリースしたデビューシングル『PIECES OF A DREAM』は、16週連続トップ10入りという驚異的な売り上げを記録し、いきなりミリオンヒットを達成。さらに同年11月にリリースしたファーストアルバム『The Way We Are』は300万枚というモンスターヒットを記録。CD総売り上げ枚数1800万枚を誇る、日本を代表するアーティスト。

今回は千葉さんは急きょお休みのため、田中さんが単独でMCを務めることになり「がんばりまーす!」と大声を張りますが、どこかカラ元気。初っぱなから不安を隠し切れません。

CHEMISTRYのお二人を迎えてのトーク。田中さんの青春時代を彩っているというだけあり、「デビュー当時からずっと追いかけていましたし、『PIECES OF A DREAM』は、カラオケでは常に歌っています」と、興奮気味に語る田中さん。これに対し「ありがとうございます。嬉しいです」と、お二人。まず、川畑さんの声が大きく、しかもよく通るということから、川畑さんによる発声練習の実演や、歌い方についてのこだわりなどを語ってもらいました。その後話題は、川畑さんのYouTubeチャンネルで披露しているカバー楽曲について。そもそもなぜYouTubeでの活動を始めたのか、田中さんが訊ねます。

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「以前から興味があったんです。20年間活動をしてきましたが、若い人の中には僕らのことを知らない人もいるので、そういう人にも僕らがどういう存在なのかを知ってもらうきっかけになればいいなと思いました。自分で歌いたいなと思う曲を選んで歌っているのですが、若いアーティストの方の歌を歌うことで、良くも悪くも評価されるじゃないですか。それが怖いというのも正直ありましたが、最初に一曲歌ったら全てが楽しみに変わりました」

川畑さんがカバーをした中で、特にすごいと感じたのが優里さん。

「声がすごく好きです。自分はエモーショナル的なヴォーカルなのですが、優里さんも同じ匂いがするんです。熱くて切なくて男くさい感じは、すごく魅力的だなと思います。ただ曲自体はすごく難しい(笑)。特に『ドライフラワー』と『ベテルギウス』は大変です。実際に歌ってみて、難易度の高さがよりわかりましたし、こうして歌うことで教わることがたくさんあります」

そんな川畑さんに対し、堂珍さんにも気になるアーティストを挙げてもらうと、出てきたのがアーティストであるRIOSKEさん。「もともとCOLOR CREATIONというグループに所属していた方で、以前、舞台で共演させていただきました。劇中では、彼がすごく難しい曲を歌うシーンがあったのですが、そこを完璧に歌い上げてびっくりしました。技術的に彼の歌は世界レベルだと思います。最近はTikTokでもバズってますし、すごく注目されています。後輩ですがすごいなと思います」

そしてもう一人がハイトーンヴォイスでファンを魅了する、こちらも後輩であるDa-iCEの花村想太さん。

「想太も舞台での共演がきっかけで仲良くさせてもらっていますが、彼も凄いヴォーカリストだなと思います。本当に素晴らしいです」

そして今回歌っていただく1曲目は、デビュー曲である『PIECES OF A DREAM』。今回はリメイクバージョンで披露してくれるということで、堂珍さんがその思いを語ります。「なぜリメイクをしたかと言いますと、同じ曲でも、歌い手としてはサウンドの新しさやユニークさが際立っていて、オリジナルにはない魅力溢れる楽曲になっているんです。ぜひ、その辺を意識しつつ聴いていただきたいです」

「リメイク版は不思議な感じがします」と言いつつ、川畑さんも続きます。「同じ楽曲でありながら、今の自分たちの歌声を残していくということがリメイクの意味であり、大事なことなのかなと思います」

続いて話題は、お二人にとってのBLOODとなっているアーティストについて。それは歌手の鈴木雅之(通称マーチン)さん。まずは川畑さんが話します。「僕は”BOSS”と呼ばせていただいているのですが、ヴォーカリストの先輩として尊敬しています。またプライベートでもめちゃくちゃ優しくて気さくな方なのです。最近ではYOASOBIさんの「怪物」をカバーするなど、若いアーティストさんとの交流も積極的に行っていて、凄いなあと思います」

堂珍さんは「結成10周年の時に、マーチンさんもソロ活動10周年という節目のタイミングが同じだったことから「何かやろうよ」っておっしゃっていただき、歌番組でコラボをさせていただいたりして素敵な先輩です。ミュージシャンとしてはもちろん、人としてもすごくかっこいい方で、老若男女問わず、誰に対しても常にジェントルマンなところも尊敬しています」

二人ともリスペクトしている鈴木さんに対し、過去のライヴで川畑さんがある”ブッ込み”をしたそうで(笑)。当時を述懐します。「先輩ミュージシャン主催のライヴに呼んでいただいて、そのライヴにはマーチンさんも出演されていたのです。僕はてっきり同じステージに立てると思って楽しみにしていたのですが、一人で歌うだけで、お会いする機会もなくて。でもどうしても歌いたくて、自分の出番を終えてステージから離れる際に、マーチンさんの曲である『夢で逢えたら』をひと節だけ歌ったら、会場がすごく沸いたんです(笑)。それを知ったマーチンさんが僕のことをおもしろがってくれて、そこから可愛がってもらっています」

そしてこの日、披露していただいたBLOOD SONGは、鈴木雅之さんの『ガラス越しに消えた夏』。堂珍さんが、鈴木さんとの過去のエピソードを交えて、意気込みを語ります。「以前マーチンさんから『これから色んな曲を歌っていく中で、肉体的にも精神的にも、そしてキャリア的にも一番楽しく、そして自由に歌えるのが40代だと思う。だから今を楽しんで』とおっしゃっていただいたことがすごく心に残っています。今日はその言葉を胸に、マーチンさんの大事な曲を自由に楽しく歌わせていただきます」

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「よろしくお願いします」と、スタッフに丁寧にあいさつをしながらステージに立つ二人。軽く全身をほぐしつつ発声練習などを済ませると、さっそく『PIECES OF A DREAM』を披露。二人の美声が奏でるハーモニーは、デビュー当時を彷彿とさせる力強く伸びやかな歌声のまま。また20年という時間を重ねたことで、当時にはなかった大人な雰囲気も醸していました。ステージセットとして演出したデビュー当時の映像が、ノスタルジックなムードを強めています。またマーチンさんにリスペクトを込めて歌うと話していた『ガラス越しに消えた夏』では、その言葉通り、心のこもったアクトを披露。特にUNCUTの撮影では、しっとりとした夏のスローバラードは、独特の切ない歌詞と相まって心に染み入ります。ファン一人一人に、ゆっくりと語りかけるように歌う二人の姿は、smash.でしか見られません! 『PIECES OF A DREAM』と併せて、ライヴ感を心から堪能するならぜひsmash.でご覧ください!

【smash.でCHEMISTRYのここでしか見られない映像を配信中】(一部無料)

★番 組 名:『smash. presents MUSIC BLOOD』

★放送時間:第45回放送 2022年2日11日(金)24:00〜24:30※

※五輪中継の為、放送時間変更の可能性があります。

毎週金曜 23:00~23:30 放送 <日本テレビ系全国ネット>

※smash.では、UNCUT映像を独占配信

「UNCUT」視聴URL:https://sharesmash.page.link/GQ1z

★出演者:【MC】 田中圭 千葉雄大

【出演アーティスト】 CHEMISTRY

★番組公式Twitter @MUSICBL00D

★番組公式Instagram @musicbl00d

★番組公式TikTok @musicblood4

★番組公式ホームページ  https://www.ntv.co.jp/musicblood/

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