車中泊で彼氏と2人で日本一周中のバンライファー、ハナユウカです!今回は、バンライフでの食事のリアルを前後編に分けてお伝えしていきます。後編では、バンライフ中にあってよかったキッチングッズと、ご当地食材を使った冬のあったか車中飯レシピをご紹介していきます。これから車中泊をしようと考えている方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
前編ではバンライフでどんな食事をしているのかや食費はどれくらいかかるのか、車中飯の注意点などをお伝えしています。バンライフの食事をもっと詳しく知りたい方は、前編も一緒にチェックしてみてください!
バンライフの食事作りに使うキッチングッズは必要最低限でOK!あってよかった便利グッズ4選
車内は限られた収納しかないので、たくさんのキッチングッズを積載するのは難しいです。そのため、必要最低限のものを厳選して用意しておくのが大切です!
でも、何を優先して車に積んだらいいのか、いまいちわからないですよね…。そこで筆者が重宝している便利なキッチングッズを4つご紹介していきたいと思います!
バンライフの便利キッチングッズ【1】卓上カセットコンロ
卓上カセットコンロがひとつあるだけで、劇的に料理がしやすくなります。
卓上カセットコンロを選ぶ時のポイントは2つ!1つ目は車に収納しやすい薄型であること、2つ目はハイパワーであることです。
ハイパワーの卓上カセットコンロは火力が強いので、料理がスムーズにできます。
[ 画像が省略されました ]
車内で卓上カセットコンロを使用する際は、安全のために十分に換気するようご注意ください。
換気が十分ではない場合、一酸化炭素中毒により死亡事故につながる可能性もあります。また、燃えやすいものを近くに置かないなど、細心の注意を払って使うようにしましょう!
バンライフの便利キッチングッズ【2】ミルクパン
「ちょっとだけお湯を沸かしたいな…」と思った時に役に立つのがミルクパンです。
車内の電気を豊富にまかなえる車であれば電気ケトルが便利ですが、電気システムが整っていない方にはミルクパンが便利!
味噌汁など汁物を作りたい時も、1〜2人分でしたらミルクパンが最適です。
バンライフの便利キッチングッズ【3】蓋がしっかり閉まるタッパー
少しだけご飯が余ってしまった時やお漬物などを買った時に便利なのが、蓋をしっかり回して閉めるタイプのタッパーです。
車の運転中には、タッパーがひっくり返ることや落ちてしまうことがあります。その衝撃で、蓋が開いたり中身が漏れたりしてしまうと大変ですよね。
筆者もバンライフ中に何回かタッパーを落としてしまったことがありますが、蓋を回して閉めるタイプのタッパーなら、蓋が開いてしまうことや中身が漏れてしまうことはありませんでした。
バンライフの便利キッチングッズ【4】お皿にもなるまな板
バンライフ中は洗い物をできるだけ少なく済ませたいもの。そんな時に便利なのが、お皿としても使えるまな板です。
お皿としても使えるまな板なら、まな板で切った食材をまな板のまま食卓に出せるので、お皿を使う必要がなくなり、洗い物が少なくなります。
また、木の素材でできたまな板をお皿として使用すると、食卓がおしゃれな雰囲気になりますよ!
バンライフ中の食事におすすめな簡単車中飯レシピをご紹介!冬はご当地鍋で心も体もほっかほか
鍋料理は、材料を切って鍋に入れるだけなのでとても簡単!洗い物も少なく済むうえに、寒い車内で過ごすうちに冷え切った体も温まるので、冬のバンライフには鍋が最適なんです。
今回は、筆者が実際に車内で作ったことがある簡単鍋料理を紹介していきます!
[ 画像が省略されました ]
せっかくバンライフで日本を周っているので、各地域の特産品を使用してご当地鍋を作っています。
今回は秋田県と山形県のご当地鍋レシピをご紹介!
簡単鍋レシピ【1】秋田名物「きりたんぽ鍋」
【材料(2人分)】
- お好きな野菜(白菜・長ネギ・ごぼう・舞茸がオススメ)
- きりたんぽ:5本
- 鶏もも肉:1枚
- 水:3カップ
- ★鶏ガラスープの素:大さじ1/2
- ★醤油:大さじ1と1/2½
- ★みりん:大さじ1
- ★酒:大さじ1
[ 画像が省略されました ]
秋田県で立ち寄った道の駅で、きりたんぽが激安で売られていたので即買いして鍋にしました!
【作り方】
- 野菜と鶏もも肉を食べやすい大きさに切る
- フライパンに油をひいて、きりたんぽに焦げ目が付くまで焼く
- 鍋に水と鶏もも肉を入れて、中火で水が沸騰するまで熱する
- 沸騰したら弱火にして、★の調味料を入れる
- 火が通りにくい野菜(ごぼうや白菜の茎など)を先に入れて、蓋をして10分ほど弱火で煮る
- 最後に全部の野菜ときりたんぽを鍋に入れて、弱火で5〜10分煮込んだら完成!
[ 画像が省略されました ]
きりたんぽに焼き目をつけることで香ばしい風味になります!
また、焼き目をつけると鍋の中で煮崩れしづらくなるのも嬉しいポイント。優しい味付けが冷えた体にしみわたりました。
簡単鍋レシピ【2】山形名物「芋煮鍋」
【材料(2人分)】
- 里芋:300g
- こんにゃく:1丁
- 牛バラ肉:150g
- 長ネギ:1本
- 白菜:お好みで
- 水:3カップ
- ★めんつゆ:200cc
- ★醤油:大さじ3
- ★砂糖:大さじ2
- ★酒:大さじ1
- ★みりん:大さじ1
[ 画像が省略されました ]
筆者は甘い味付けが好みなので、砂糖を大さじ4くらい入れています…!
【作り方】
- 里芋の皮を剥いて半分に切る
- 鍋に水を入れ、中火で水が沸騰するまで熱する
- 沸騰したら里芋を投入し、10分程度弱火で煮る
- こんにゃくは水洗いして一口サイズにちぎる。野菜も食べやすい大きさに切って、こんにゃくと一緒に鍋に入れる
- こんにゃくと野菜に火が通るまで、蓋をして弱火で5〜10分程度煮込む
- ★の調味料を鍋に入れ、もう一度蓋をし、さらに弱火で5分程度煮込む
- 味見をして、里芋に味が染み込んだら牛バラ肉を鍋に入れる。里芋に味が染み込んでいなければ、もう一度蓋をして里芋に味が染み込むまで弱火でさらに煮込む
- 鍋に蓋をして5分程度煮込んで牛バラ肉に火が通ったら完成!
[ 画像が省略されました ]
山形では秋に河原で芋煮鍋などを食べる「芋煮会」を行う風習があります。
濃い味の芋煮鍋をつまみに飲むビールは最高です!
自分のバンライフに適したグッズで快適な食事を!
バンライフの食事は、最低限のキッチングッズでも、便利なアイテムを揃えれば不自由なく過ごすことができます。
最近はキャンプ需要が高まっていて、メスティンやシングルバーナー、ガスコンロなど様々な便利グッズが販売されていますよね。
自分のバンライフに適したキッチングッズを揃えて、快適に車中飯を楽しみましょう!
また、冬のバンライフは寒さが厳しいですが、あったか車中飯で体の内側から暖かくすることが大切ですよ。ぜひ今回ご紹介したご当地鍋レシピを活用してみてくださいね。