学生130人が就活の第一歩 宇都宮で業界研究フェア

企業担当者の話に耳を傾ける学生たち

 2023年に大学や大学院、専門学校などを卒業する学生を対象にした「2023とちぎ業界研究フェア」(下野新聞社主催)が11日、宇都宮市内のホテルで開かれた。学生ら約130人が来場し、就職活動に向けて各業界への理解を深めた。

◇とちぎ就活NAVI

 金融や食品製造、自動車販売、住宅・不動産など栃木県内に本社や拠点を置く企業19社が参加した。来場者全員の抗原検査を実施するなど、新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底した。

 企業の担当者は事業内容や業界を取り巻く環境、具体的な選考スケジュールなどを説明。学生も各ブースを回って、メモを取りながら熱心に担当者の話を聞いていた。

 宇都宮共和大3年中島佑輔(なかしまゆうすけ)さん(21)はまだ志望の業界が決まっていないといい、「いろんな業界のブースがあるので参考になった。たくさん情報を集めたい」と話した。

© 株式会社下野新聞社