『大阪中之島美術館』と芸術的なスパイスカレーを堪能!大阪・中之島を楽しむ旅

旅人へひとこと

構想発表から30年超、とうとう開館した『大阪中之島美術館』。
中之島の魅力が益々高まりました。

以前、大阪・中之島の東側を紹介した際に、「西側も機会があれば」と書いたのですが、ようやくその機会が訪れました。

■『大阪・中之島の東側』を紹介している記事

中之島図書館内「スモーブローキッチン中之島」で、大阪初の北欧伝統料理を堪能!

https://gohantabi.jp/article/17305

大阪は「水の都」と呼ばれるように、中心部にも川や堀があり、とくに近年は、水辺の整備も進んだことから魅力的な風景、スポットが続々と増えています。

そんな水辺スポットでも私の特にお気に入りは中之島。

今までは、中之島の西側は東側に比べて少し地味な印象があったのですが、これからはそうは言わせません。

芸術がきっとあなたに近くなる!大阪中之島美術館が2/2に開館

『大阪中之島美術館』が2月2日に開館しました。場所は、『大阪市立科学館』や『国立国際美術館』の北側。黒い直方体の外観が印象的です。
「大阪と関わりのある近代・現代美術のコレクション」を特徴にした6千点にも及ぶ収蔵品は、絵画だけでなく彫刻、写真、ポスター、椅子などの家具ととてつもなく多彩。
「大阪」にこだわった近現代の豊富な収蔵品が面白く、この美術館だからこその展示に期待できます。

『大阪中之島美術館』は、大阪市出身の洋画家である佐伯祐三の作品をはじめ、大阪にゆかりのある作品が一杯です。

美術館のある中之島の風景を描いた絵画や、同じく中之島にある『大阪中央公会堂』の特別室の天井に描かれた「天地開闢」の下絵があるなど、訪れる度に発見がありそうです。

オープニングイベントとなる「Hello! Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり―」は、6千点に及ぶ収蔵品から400点を展示。きっとあなたの心に触れる展示があると思います。

大阪中之島美術館

〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4丁目3−1

美術鑑賞を楽しんだら、美術館から直結したデッキを渡って東側のダイビル本館へ。

このダイビル本館は2代目なんですが、大正時代に建てられた旧館のレンガを使うなど趣のある建物です。

その2階に建物の雰囲気にあった『旧ヤム邸 中之島洋館』があります。

大阪駅直結の『ルクア』や、東京・下北沢にも店舗を展開している『旧ヤム邸』。

こちらの『旧ヤム邸 中之島洋館』でも、旧ヤム邸らしさの溢れる和出汁を活かしたスパイスカレーが頂けます。

平日13時からの芸術的な「スペシャルプレート」

平日の13時からだけ提供している特別な一皿。鶏キーマ、豚キーマだけでなく、副菜もたっぷりで大阪スパイスカレーの妙を味わうことができます。

通常のランチメニューは「本日のカレー」(1,000円)。

日替わりのキーマカレーなどから2種選んであいがけで頂けるのですが、平日13時からはスペシャルプレートも提供しています。

スペシャルプレートは提供に時間がかかることがあるのですが、美術館からの帰りならば、図録などを見ながらゆったりと提供を待てば、本当に美味しいカレーをいただくことができます。

ご飯は玄米とジャスミンライスを選ぶことが可能で、単種のカレーとご飯とでまずは食べてみて、副菜をちょっとつまんでと食べて、半分くらい食べたら、

サラッとしたこの黒カレースープをかけてみましょう。

副菜やプレートにのっている3種類のカレーを一緒に混ぜて口にすると、辛み、甘み、酸味など複雑な味で「おぉ!」とうなってしまうこと受け合いです。

提供されるプレートの美しさだけでなく、口の中で混じり合う奥深いスパイスの香り豊かなカレーをぜひお楽しみください。

あぁ、それにしても大阪中之島美術館の開館で、これからの中之島はさらに魅力的な場所になっていくでしょうねぇ。

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旧ヤム邸 中之島洋館

〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島3丁目6−32 ダイビル本館

*この記事は2022年2月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:があ

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