サッカーの富士フイルム・スーパーカップは12日、日産スタジアムで行われ、前座試合は川崎ユースが1―0で日本高校選抜に競り勝った。前半にMF大関の縦パスに抜け出して先制したMF川口は、「普段から要求し合っている。うまくコミュニケーションが取れた」と声を弾ませた。
川口は中学時代にFC東京の育成組織に所属。練習試合で対戦した川崎の攻撃スタイルに魅了されて高校から移籍した。トップチームの練習に参加した際には鬼木監督から「1点の重み」を説かれ、普段のシュート練習から意識が変わったという。
春からは高校年代最高峰のプレミアリーグで戦う。「うまさだけじゃなくて、決定的な仕事ができるようにやっていきたい」とさらなる成長を期した。