続々と大役に抜てきされる、なにわ男子・道枝駿佑

ジャニーズ事務所の人気グループ・なにわ男子の道枝駿佑と女優の福本莉子がダブル主演する映画「今夜、世界からこの恋が消えても」(三木孝浩監督)が7月29日に公開され、道枝が映画初主演をつとめることを、各メディアが報じた。

原作は一条岬氏の同名小説で、眠りにつくと記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患ったヒロイン・日野真織(福本)と、そんな彼女を献身的に支えながら、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公・神谷透(道枝)のはかなくも切ない愛のストーリーが描かれる。

道枝は「初の主演映画なので、不安もありつつ、楽しみもありつつ、クランクインを迎え、いよいよ動き出したなという気持ちです。『セカコイ』が10代最後の映画になるので、10代を締めくくれる、自分のターニングポイントとなるような作品になればいいなと思います」などとコメントしている。

「三木監督といえば、『アオハライド』、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』などの恋愛映画をヒットさせているだけに、今の道枝の勢いをもってすればかなりの動員が見込めるのでは。道枝がコメントしているように、芸能生活でのターニングポイントになるかもしれない」(芸能記者)

大阪生まれの道枝はもともと母親がSMAPの大ファン。自ら事務所に履歴書を送り、14年11月にジャニーズに入所。同期に同グループの高橋恭平、長尾謙杜がいる。

昨年11月、グループとして華々しくデビューしたが、俳優としても着実にキャリアを重ねている。

17年4月期の日本テレビ系「母になる」でドラマ初出演を飾り、昨年上演された3月「ロミオとジュリエット」で舞台初単独主演を務めた。

そして、今年4月期放送予定の日本テレビ系ドラマ「金田一少年の事件簿」で主人公・金田一一役での出演が決定。

今年は俳優として飛躍の1年になりそうだ。

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