長崎県知事選に立候補。新人 宮沢由彦氏(みやざわ・よしひこ)氏の経歴・政策は?

任期満了にともなう長崎県知事選(2月3日告示、2月20日投開票)に、無所属で新人の宮沢由彦氏(54)が立候補しました。

なお、山口県知事選には現職の中村法道氏(71)、新人の大石賢吾氏(39)の無所属2名も立候補しています。

千葉県旧 佐原市生まれ、上智大学卒業。協同組合職員、研究所社員等を経て、現在は食品関連会社代表取締役を務める

宮沢氏は1967年千葉県旧 佐原市(現 香取市)生まれ、上智大学文学部新聞学科卒業。日本生活協同組合連合会、株式会社ヒューマンルネッサンス研究所社員、株式会社永田農業研究所研究員を経て、株式会社「食と関係価値研究所」を設立しました。代表取締役として、まちづくり、地域計画に関するコンサルティング、農産加工品の販売、輸出入のコンサルティング(とくに食の安全やコンセプト開発)、イベントの企画・運営に携わっています。

宮沢氏が掲げる政策とは

宮沢氏はホームページにおいて以下の政策を公表しています。

政策ビジョン

vision 01-緊急政策 コロナ対策に安心を

・PCR 検査の無料化・家庭内感染の防止に集中

・変化するウィルスの特性に即応し、できるだけ暮らしと経済を回す

・公的医療の充実と支援制度の枠の外に取り残される人々の救済

vision 02-緊急政策 行き詰っている県政の課題をスッキリ解消

・石木ダムの行政代執行はせず、科学的・合理的に計画を見直し

・諫早湾問題は、水害を防ぐ機能を維持したうえでの生態系再生を目指す

・新幹線は佐賀県民へ礼を尽くした対応へと転換し合意形成に努める

・ハウステンボスへのカジノ設置はコロナ禍後を見据えて見直し

vision 03-重点政策 地域社会に安心を

・住民サービスにおける市町村間の格差是正を県が支援

・最低賃金1000円の実現

・ガソリン価格全国ワースト上位から脱出

・孤独化を防ぐ人と人との関係性づくりなど、コミュニティ機能の強化

・移住者・Uターン者・県外在住地元出身者と地元コミュニティとの連携強化

・高齢者が健康・経済・精神面のすべてにおいて安心できる支援

・自殺者ゼロ・生きててよかったと思える社会へ

vision 04-重点政策 多様性が尊重される社会へ

・男女の性別にかかわらず、それぞれが望む暮らしと経済の安定確保を支援

・障害者などの社会参加を促すことで誰もが楽しく生きられる社会へと転換

・女性・若者・障害者の政治参加を促進し政策に反映

vision 05-重点政策 未来を担うこどもたちへの大胆な投資を

・高校生までの医療費無償化

・給食に県内産の陶器や木椀など自然素材の食器を導入するなど食を通じた情操教育の推進

vision 06-重点政策 第1次産業(農業・漁業・林業)をワクワクするような魅力的な産業へ

・家族経営、企業型経営のそれぞれの特徴を生かした生産物の高品質化と作業の省力化を進める

・SDGs(持続可能な開発目標)に向き合った1次産業の振興

・県独自の種子条例の制定

vision 07-重点政策 被爆者援護・核兵器廃絶・平和教育の積極的推進を

・日本政府の核兵器禁止条約の署名・批准を後押し

・長崎県に核兵器禁止条約の締約国会議を誘致・欧州の首長会議に参加

・被ばく者の支援地域拡大への県の積極的な関与

・海外の平和教育団体との連携強化

vision 08-将来への投資 全国・世界に羽ばたく未来志向の環境共生型の新産業を育成します

・「飛行船」を離島を含めた観光・交通インフラ・災害対策に活用する。製造・保守を造船関連業の新事業として促進し国内外へ販売

・コロナ禍後の閉塞感を転換し、メンタルヘルス対策や観光振興のため、著名な歌手を輩出してきた⾧崎県の地域イメージを活かした象徴的イベントとして、全国的・世界的な「歌」の大会を開催

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