BRP、2022年のMINI CHALLENGE JAPANに最新型ミニJCWエボを投入へ

 国内外のさまざまなレースに挑戦しているバースレーシングプロジェクト(BRP)は、MINI CHALLENGE JAPAN 2022に、最新型のBMWミニF56 JCWエボのMINIチャレンジカップカーを国内初導入し、フル参戦することを決定したと発表した。

 2020年からMINI CHALLENGE JAPANにフル参戦しているBRPは、3年目になる2022年はN1規格のカップカーであるJCWクラスに導入される最新型のJCWエボを国内初投入しフル参戦を行う。JCWエボはシーケンシャルミッションが従来のIパターンからパドル式にバージョンアップされ、ミッションオイルクーラー等の耐久性向上につながる補器パーツも導入され、パフォーマンス向上と車体の完成度が飛躍的に向上しているという。

 また、外装も現行のLCI2型のデザインをベースにワイドボディ化されたエアロキットが導入され、文字どおりエボリューションされた新型車両となっている。

 ドライバーラインアップは、Nゼロ規格のレースカテゴリーからのステップアップとして有効なMINI CHALLENGE JAPANへの参戦支援を具体化するために、19号車には2019年ヴィッツカップシリーズチャンピオンである木村建登を起用。さらに2台体制での参戦を視野に入れてドライバーの最終調整を行っており、調整が完了次第2台体制での参戦を予定している。

「フル参戦を開始して3年目の節目となるMINI CHALLENGE JAPANですが、今年は最新型のJCWエボを国内初導入して参戦致します。ミッションの改良と外装も迫力ある新型エアロが搭載されたJCW エボを国内初導入できることに大きな期待を持っています」とBRPの奥村浩一代表。

「またBRPのレース活動の本丸とも言える、ドライバーのステップアップを支援する活動の具体案として、いわゆるナンバー付きレースカテゴリー(Nゼロ規格)から有能な新人のドライバーを起用して、シリーズチャンピオン獲得を目指すこともBRPの非常に重要な使命と考えており、ステップアップカテゴリーとして非常に有効なMINI CHALLENGE JAPANという舞台で、新人ドライバーにしっかり結果を残せる体制を提供致します」

「また現在調整中ではありますが、JCWエボを2台導入して2台体制でフル参戦できるように調整を進めております。4月の開幕戦には新しいJCWエボを皆さんにご覧いただけるように準備を進めて参りますので、引き続きのご支援・ご声援何卒よろしくお願い致します」

BRP MINI CHALLENGE JAPAN 2022参戦体制

#19 BRP★木村金属 F56 JCW EVO
ドライバー:木村建登

#18 BRP★F56 JCW EVO
ドライバー:TBN

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