中小貴族を名乗り、一部で熱狂的な人気を博する札幌の劇団「シークレット歌劇團0931」の夢組トップ・銀河祐と紅雅みすず、そして娘役･音羽美雨がクセの強いお戯れトークを繰り広げるSTVラジオ『貴族の時間』。一刻も早く、この独特の世界観についてきて下さい。
2人あわせて109歳の銀河様と紅雅様が、昭和の時代を懐かしむ｢懐かし貴族」のコーナー。リスナーからのメールの話題は「オブラート」(平成生まれの方、ご存知ですか？）。
音羽：おふたりはオブラートで粉薬、飲みました？
銀河：はーい、飲んでました。銀河ね、小さい頃、けっこう体が弱くて、薬ばっかり飲んでた。で、その粉薬がさ、なんつーかな、真っピンクなわけ。なんで、その色粉を使ったんだ？ってくらい。
紅雅：ショッキングピンクみたいな？
銀河：ショッキングピンク。今でも忘れないよ。そのショッキングピンクのものと、真オレンジのものがあって…
紅雅：間違いないように、色つけたんだろうね。
音羽：むかしは…そういうことですね。
銀河：で、めちゃめちゃ苦いの。苦くて、甘いの。子ども用に甘くしてるんだけど、甘さと苦さがケンカするわけ。それが、けっこうな量があって、オブラート1枚に、ウチの母上がザーッと袋から出すと、パンパンなんだよ。
紅雅：え、小っちゃいんだ、オブラートが。
銀河：そう。そのオブラートに包んだ後、母上が何だか知らないけど、ペロッと舐めるんだよ。
紅雅：うわあ。
音羽：付けたい、付けたいんだ。
紅雅：母さん、やりがち。
音羽：唾で閉じるんですよね。
銀河：お母さん世代、みんなやる。ペロッとやって、パッと付けたら、もうギリギリだから、ダメなんだよ。薬が出てきちゃう。
紅雅：わあ～。
銀河：だから、お母さん、もう1枚、上からオブラートを…
紅雅：わあ、オブラート2枚！
銀河：で、ピッて舐めて、また付けるわけだよ。どんだけデカくなると思う？
音羽：そう！
銀河：それをね、飲めって言うんだよ。
紅雅：だったら、錠剤にすればいいのにな。
銀河：いや、まだ錠剤飲めないじゃん、小さい頃。
音羽：ただ、そのオブラート、2枚重ねとかにすると、余計に角が立つんですよ。
銀河：イエス！その通り！
音羽：そう。その角で、喉やられて…
銀河：やられる！
紅雅：へえぇ～。
銀河：音羽～！。こんど1時間は話せるよね、2人でね。
音羽：もう次回、オブラートの回、作りましょう！
銀河：そうだ、オブラートだけで30分。
音羽：やりましょう、ちょっと。
銀河：言いたいことは、たくさんある！
オブラートで一気に盛り上がった銀河と音羽。紅雅は「オブラートで薬を飲んだことがない」と、ひとり置いてけぼりを喰らってしまいました。「娘役」と言いながら、音羽っていったい何歳なのでしょう？
オブラートの思い出の献上文（メール）は…「kizoku@stv.jp」へ！
STVラジオ『貴族の時間』（毎週土曜 21:00～21:30）
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貴族の時間
放送局：STVラジオ
放送日時：毎週土曜 21時00分～21時30分
出演者：銀河祐(ぎんがゆう)、紅雅みすず(こうがみすず)、音羽美雨（おとは・みう）／｢シークレット歌劇團0931」
メール：kizoku@stv.jp
twitterハッシュタグ：#貴族の時間出演する銀河祐と紅雅みすずは、札幌を拠点に北海道各地で活動する「シークレット歌劇團0931（ゼロキュウサンイチ･オークサイ）」の夢組の2トップ。音羽美雨は娘役です。「シークレット歌劇團0931」は17年前に結成され、クセとアクが強烈ながらも､うなじを綿毛でくすぐるような唯一無二の高貴な世界観でじわじわと人気が広まり、いまでは公演チケットはプラチナチケット！（マジです）。「公演を東京で」との甘い誘いにも流されることなく、ひたすらに北海道の「平民」「ラジオ平民」のためにエンターテイメントを届け続ける、平和を愛する心優しき"中小貴族"です。番組で言う「平民」とは「平素より大変お世話になっている民」「平和を愛する民」のことを言います。
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