どうも!クーピーチャンネルです。子供が産まれたので親子3人で車中泊できる車を探していたところ、トヨタ・タウンエースベースのキャンピングカー『レジストロアウル』を見つけました。今回はレジストロアウルのレビューを前後編でお伝えします!前編ではレジストロアウルを選んだ理由から内装、運転席までご紹介していきますので、キャンピングカーの購入を検討している方はぜひ最後までチェックしてみてください!
トヨタ・タウンエースベースのキャンピングカーは走りが強い!?『レジストロアウル』を選んだ理由
現在、自分は軽キャンピングカー『インディ727』を所有しています。
子供が産まれたこともあり、親子3人で車中泊しようと考えていました。しかし、インディ727は後部座席が横向きレイアウトなので、チャイルドシートをつけることができません。
そこで、後部座席のレイアウトが前向きのキャンピングカーを探していたところ、タウンエースベースのキャンピングカー、レジストロアウルを見つけました。
レジストロアウルは、軽キャンピングカーより車内が広く、走りのパワーも強い。また、キャブコンより価格が抑えめな、ライトキャブコンのクラスの車です。
ライトキャブコンベースのキャンピングカーには、ボンゴベースとタウンエースベースがあります。
しかし、ボンゴベースが生産中止になってしまったので、現在新車で購入できるライトキャブコンはタウンエースベースのみなんです。
これまでも『カロビー』や『KENSBOX』といったタウンエースベースのキャンピングカーをレビューしてきました。ただ、今回紹介するレジストロアウルは、初めてマイナーチェンジ後のタウンエースがベースとなったキャンピングカーなので、色々とパワーアップしていて楽しみです!
トヨタ・タウンエースベースのキャンピングカー『レジストロアウル』のスペック紹介!
今回は、山梨県にあるミスティック・双葉店展示場でレジストロアウルを貸していただきました。
ミスティックさんは、キャブコンなどのキャンピングカーを国内自社工場で生産していて、グッドデザイン賞を受賞するなど性能とデザインを両立させた大注目のビルダーさんです。
【レジストロアウルのスペック】
- 乗車定員:6名
- 就寝定員:5名
- 価格:488万円(税込)
- 全長:4,680mm
- 全幅:1,910mm
- 全高:2,610mm
▼ミスティック『レジストロアウル』公式ホームページ
水色のデザインが可愛い!トヨタタウンエースベースのキャンピングカー『レジストロアウル』の外装
さっそくレジストロアウルの外装をチェックしていきましょう!
フロントの外装
レジストロアウルは、マイナーチェンジで以前よりもパワーアップしたタウンエースがベースとなっています。
マイナーチェンジによって、フロントには衝突の危険性を軽減してくれる安全装置が設置されるようになりました!
また、レジストロアウルは車体の正面右側に「OWL」のロゴ、フロント下には水色のラインが入っています。
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実は、マイナーチェンジ後のタウンエースは、ライトがLEDになってカッコ良くなりました。
バンクベット部分にもロゴと水色のラインがはいっています。丸窓もついているので、窓から見える景色が楽しみです。
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タウンエースは正面の顔つきが丸くて可愛いこともあり、レジストロアウルの見た目は全体的に優しい印象になっています。
サイドの外装
運転席側のサイドには、ロゴと水色のラインがはいっています。
ボディ中央下側にある長方形の部分は収納です。
収納には鍵がついていて、開けてみると広めの空間があります。コンビニ袋が3つくらい入りそうな広さです。
また、ボディの後ろ側についているのはマルチスペースの扉です。
こちらも鍵つきで、ロックを外して開けると車内のマルチスペースと外がつながる仕組みになっています。
続いて助手席側を見ていきます。助手席側のサイドにも、運転席側と同じような収納があります。
収納の隣には外部電源があり、RVパークなどで充電ができるので便利です。
さらに、助手席側のサイド上部にはサイドオーニングもついているんです!
ライトは計2箇所についています。助手席側の前方上部に1つ。
もう1つは助手席側の後方上部についており、キャンプや車中泊で夜中トイレへ行くときに役立ちそうです。
助手席側の後方には、車内への出入り口となるドアがついています。
ドアを全開にするとロックしてくれる装置があり、風が強いときなどにドアが勝手に閉まるのを防いでくれます。
また、ドアの内側には網戸がついているので、夏場も風通しが良さそうです。
ドアの下には引き出し式のステップもついています。
ボディ
実は、ボディにはレジストロアウルならではの魅力があります。
それは、国内で唯一ミスティックさんだけが扱う『ボディバス工法』です!
ボディバス工法では、アルミの枠が車の中に入っていて、アルミの枠に断熱塗料、そして壁に住宅用の断熱材が入っています。このボディバス工法によって、レジストロアウルのボディは強度がある上に、断熱がしっかりしているんです!
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レジストロアウルは外装のデザインが個性的なので、所有欲を満たしてくれます…!
リアの外装
リアには、レジストロアウルのロゴとミスティックさんのロゴが!そして、アクリル二重窓とエアコンの室外機がついています。
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室外機にはおしゃれなカバーがついていて、これもまた所有欲を満たしてくれるんです。
また、ナンバーの位置が上にあることにもテンションが上がりますね!
ライト・ウインカー
続いて、ライトをチェックしていきます!
まずはフロントライトをオン。
次はハイビーム。
ハザードランプは、LEDではなくハロゲンランプになっています。
リアのランプはハザードランプを含め、すべてLEDライトです。
足回り
レジストロアウルのタイヤサイズは14インチ。
マイナーチェンジ前のタウンエースは13インチでしたが、マイナーチェンジで14インチに変わりました。
リア側にはショックアブソーバーが入っています。また、リア側・フロント側ともに、スタビライザーつきです。
一般的に、キャンピングカーは居住性を重視するメーカーさんが多いですよね。
しかし、ミスティックさんは走りも重視していて、自社で製造したショックアブソーバーやスタビライザーを取り扱っています。
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この足回りへのこだわりも、レジストロアウルならではの魅力ですね。走るのが楽しみです!
スポーティーな雰囲気!トヨタ・タウンエースベースのキャンピングカー『レジストロアウル』の運転席
ここからは、レジストロアウルの運転席をご紹介していきます!
自分は身長170cmですが、運転席に座っても天井まで拳2個分くらいの余裕があります。
そして、今回お借りしたレジストロアウルの車両は、パネルがオプション装備仕様でおしゃれになっていました。
また、ハンドルもオプション仕様でD字型に。
D字型はスポーツカーなどでよく採用されているステアリングになります。
D字型はハンドルの下が丸くないので、乗り降りしやすくなっています。
また、ハンドルが小径なのでコーナリングもスムーズになりそうです。
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今回の車両にはスロットルコントローラーもついているので、スポーティーな雰囲気を感じます!
タウンエースは2020年のマイナーチェンジで電子スロットルになりました。ですので、スロットルコントローラーやクルーズコントローラーもつけられます。
クルーズコントローラーがついていると、高速道路など長距離の運転がかなり楽になります!なので、やっぱり自分で購入するなら電子スロットルのモデルがいいですね…。
外装が可愛くて走りが安定!トヨタ・タウンエースベースのキャンピングカー『レジストロアウル』
今回は、レジストロアウルの基本的な情報や外装、運転席をご紹介しました。
個性的な外装は所有欲を満たしてくれますね!また、ミスティックさんは足回りにこだわっているので、レジストロアウルを運転するのが楽しみになりました。
後編では、レジストロアウルの内装をご紹介してからメリット・デメリットをお伝えしていきたいと思います。ぜひ後編もチェックしてみてくださいね!
>>後編はこちら!