歴代EDが伏線だった…『進撃の巨人 The Final Season』第80話、ユミルとの合致に驚愕「何年前から」「エグイって」

アニメ『進撃の巨人 The Final Season』(4期2クール)第80話では、始祖ユミルの過去が明らかになりました。実は歴代のED映像に伏線が張られていたようで? みんなの感想を振り返ってみましょう。

TVアニメ『進撃の巨人 The Final Season』第2クールがNHK総合にて放送中。第80話「二千年前の君から」では、始祖ユミルの過去が明らかになりました。

「歴代ED映像って伏線だったのか……!」と視聴者はびっくり。新たな発見だらけの映像を分析してみます。

また、奴隷として長い時間を過ごしてきたユミルに対する、エレンとジークの反応にも注目が集まりました。「これは惚れる」と評判だったエレンの言動とは?

みんなのコメントとともに注目ポイントを振り返ってみましょう。

TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season公式サイトより

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歴代EDが伏線に?数々のヒントが。

第80話では始祖ユミルの回想シーンが登場。幼い頃から奴隷として生き、初代フリッツ王たちから酷い態度をとられていたことが明かされます。巨人の力を絶やさないようにと、ユミルの死体を娘たちに食わせていた初代フリッツ王。

おぞましいシーンですが、視聴者は「実はアニメでもこのシーンがすでに出てたのヤバい」、「全部伏線だったのか」と過去のED映像を思い出します。

さらに「ED映像を繋ぎ合わせるとユミルの記憶が完成する」と分析していた視聴者も。該当のシーンを振り返ってみましょう。まずは『Season 2』のED「夕暮れの鳥」。

古い絵本の挿絵を思わせる映像には、3人の女の子が涙を流しながら赤い何かを口に運んでいる様子が描かれています。ほかにも巨人が人間とともに侵攻していくシーンなど、ユミルの記憶に合致するシーンばかりです。

CD『楽園への進撃』

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2017年の放送当時、まだ原作でも不明点の多かったユミルの記憶。ストーリーボードを諫山創先生が担当していたため、伏線を張ることが可能だったのかもしれません。続いて2018年に放送された『Season 3』のED「暁の鎮魂歌」。ヒストリアを中心とした映像ですが、Bメロには始祖ユミルも登場していました。

ヒストリアと似た服を着ていますが、目元が影で隠されている始祖ユミル。足下に石を投げ入れられ、水の中に沈んでいく描写は第80話で巨人の力を手に入れるシーンのようにも見えます。伏線に気づいた視聴者は「4年前のアニメなのにすでに巨人として覚醒するシーンがあったのえぐいって……」、「原作未読だから、最初はあの映像が全部ヒストリアの記憶だと思っていた」と驚愕。

今後も歴代の主題歌映像にハッとさせられる場面があるかもしれません。

エレンのバックハグに「これは惚れる」「あすなろ抱き」

始祖ユミルに対する、エレンとジークの接し方にも注目が集まりました。

ジークは初代フリッツ王と同じように、始祖ユミルを奴隷として見ています。そのため「俺は王家の血を引く者だ!」と主張し、従わせようとしました。

一方エレンは始祖ユミルを後ろから抱きしめ、「奴隷じゃない、神でもない、ただの人」だと断言。

2人の対照的な言動に視聴者からは「エレンは従属でなく自由のためにユミルへと語りかけた」、「ジークの言葉がユミルの耳に入るわけがない」、「エレンとジークの対比がすごい」などのコメントが見られました。

ちなみに第72話で「勝手に人の気持ちをわかった気になるな」とリヴァイに言っていたジーク。

第79話ではエレンやグリシャの気持ちを、第80話では始祖ユミルの気持ちを理解していなかったことが判明したため「特大ブーメランじゃん」とツッコむ人が。

さらにエレンのバックハグに「これは惚れる」とキュンとした視聴者も。

「あのバックハグのシーンでエレンに惚れました」、「あんな優しい言葉かけるなんて、エレンが勝つに決まってる」、「顔のいい男が自分を肯定してあすなろ抱きまでしてくれたら、あの表情になる」、「ユミルは指を差されるのではなく、抱きしめられることをずっと待っていたのかもしれない」などの感想が出ています。

「二千年前のユミルの願いは二千年後のエレンに受け継がれた。ただただ圧巻」と、タイトルの伏線を回収するかのような展開に息を呑むファンもいました。

ついに発動した地ならしが絶望的…

終盤ではついにエレンが地ならしを発動。壁の材料になっていた巨人たちを解き放ち、エルディア人以外をすべて駆逐するために進撃を始めます。

進撃の巨人 | Attack on Titan OST - Footsteps of Doom[Official Audio]

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専用BGMも入り、作画の迫力も満点のシーン。

視聴者からは「終末感がすさまじい」、「圧倒された」、「とんでもなさすぎて、どう言語化すればいいかわからない」、「アニメであれほどの巨人たちが動いている場面を見ると、もうどうしたって勝てないって気持ちになる」、「自分も踏まれるのではないかと錯覚した」などの感想が見られました。

画面越しにも伝わってくる絶望感に、「怖くて涙が出てきそう」、「今日はもう寝れない」と震えた人もいたようです。次回は「氷解」を放送予定。島を守る壁を失ったパラディ島の人々はどう行動するのか、目が離せません。■アニメ『進撃の巨人 The Final Season』Season4(4期)あらすじ・感想まとめ!【61話~最終話・74話】

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TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season Part 2 PV第2弾

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TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season 作品情報

■放送情報

TVアニメ「進撃の巨人 The Final Season」第76話「断罪」NHK総合にて2022年1月9日(日)24時5分放送開始!

■イントロダクション

「その巨人はいついかなる時代においても、自由を求めて進み続けた。

自由のために戦った。名は――進撃の巨人」

ついに明かされた壁の外の真実と、巨人の正体。

ここに至るまで、人類はあまりにも大きすぎる犠牲を払っていた。

それでもなお、彼らは進み続けなければならない。

壁の外にある海を、自由の象徴を、まだその目で見ていないのだから。

――やがて時は流れ、一度目の「超大型巨人」襲来から6年。

調査兵団はウォール・マリア外への壁外調査を敢行する。

「壁の向こうには海があって、海の向こうには自由がある。ずっとそう信じてた……」

壁の中の人類が、初めて辿り着いた海。

果てしなく広がる水平線の先にあるのは自由か、それとも……?

エレン・イェーガーの物語は、新たな局面を迎える。

■スタッフ

原作:諫山 創(別冊少年マガジン/講談社)

監督:林祐一郎

シリーズ構成:瀬古浩司

キャラクターデザイン:岸 友洋

総作画監督:新沼大祐 / 秋田学

演出チーフ:宍戸淳

エフェクト作画監督:酒井智史、古俣太一

色彩設計:大西慈

美術監督:小倉一男

画面設計:淡輪雄介

3DCG監督:奥納基 / 池田昴

撮影監督:浅川茂輝

編集:吉武将人

音響監督:三間雅文

音楽:KOHTA YAMAMOTO / 澤野弘之

音響効果:山谷尚人(サウンドボックス)

音響制作:テクノサウンド

制作:MAPPA

■キャスト

エレン・イェーガー:梶 裕貴

ミカサ・アッカーマン:石川由依

アルミン・アルレルト:井上麻里奈

コニー・スプリンガー:下野 紘

ヒストリア・レイス:三上枝織

ジャン・キルシュタイン:谷山紀章

ライナー・ブラウン:細谷佳正

ハンジ・ゾエ:朴 璐美

リヴァイ・アッカーマン:神谷浩史

ジーク・イェーガー:子安武人

ファルコ・グライス:花江夏樹

ガビ・ブラウン:佐倉綾音

ピーク・フィンガー:沼倉愛美

ポルコ・ガリアード:増田俊樹

コルト・グライス:松風雅也

■■More Information■■

The Final Season公式サイト:https://shingeki.tv/final/

公式Twitter:@anime_shingeki

©諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

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