〈動画あり〉上教大美術コース卒業・修了研究展 16日までミュゼ雪小町  幅広い分野の作品や論文展示

 上越教育大美術コースによる卒業・修了研究展が16日まで、上越市本町5のミュゼ雪小町(あすとぴあ高田5階)で開かれている。開場時間は午前10時から午後6時(最終日は同3時)まで。

 展示会は大学で学んだ成果や研究内容を上越から発信していくことを目的に毎年行っている。今年は学部卒業生3人と大学院修了生4人が作品や論文を展示。イラスト、陶磁器、絵本など幅広い表現に加え、制作風景の解説や、美術教育に関する論文など文字情報も充実している。

7人が作品や論文を展示。幅広い分野で見応えのある作品が並ぶ

 水彩絵の具の使い方を学ぶ教材としての作品「いろづくり工房」を制作した佐々木百花さん(大学院2年)は、「元いた大学の学部では学べなかった分野を、大学院で学ぶことができた。上越に来て本当に良かった」と語った。

 12日午後1時からは卒業生、修了生によるギャラリートークが行われる。

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