創業160年以上!皇室献上みかん農園の常温でも旨い果汁100%みかんジュース

豊かな自然に恵まれた神奈川県小田原市で、160年以上の歴史を持つ農園で手塩にかけて育てられた蜜柑たち。そのおいしさをギュゥッと詰め込んだ果汁100%ジュース。

そちらを販売されている皇室献上みかん生産農園『八木下農園』をご紹介します。

創業160有余年。皇室献上みかん生産農園『八木下農園』

神奈川県小田原市。その南部に位置する「江の浦」── 2021年10月某日。JR東海道線 根府川駅を降りると、そこには鮮やかな緑と青が広がっていました。

この自然に恵まれた土地で柑橘の栽培を行っているのが『八木下農園』。創業は1848年〜1853年頃だそうで、実に160年以上もの歴史を積み上げてこられた農園です。

現在は、八木下さんご一家 ── みかん農園としては4代目にあたる敏雄さん、奥様、息子さんの3人で経営されています。

農園は、江の浦に大小あわせて9箇所。広さは農園1つあたり200坪以上で、これらをご家族3人で切り盛りされているというから頭が下がります。

なお、取材させていただいた日は、すでに10月だというのに日差しが容赦なく肌を突き刺してきました。

「農園に出られる時間も限られてきた。夏場は特に」とは、八木下さん。

近年、気候の変化を肌で実感していると言います。

蜜柑栽培に必要な「3つの太陽」ってご存知ですか?

温暖であることは、蜜柑が糖度を蓄えるための必須条件。

そのために欠かすことのできない「3つの太陽」とは…

まず、日光(直射日光)。

次に、海面からのキラキラとした反射光。

そして、石垣からの反射光です。

石垣を積むことで土地の水はけが良くなることに加え、保温効果も期待できます。

日中は日光の照り返しにより直射日光の当たりにくい面を温め、夜間は日中溜め込んだ熱を放出します。

気温が低い冬場は、特にこの熱放出が重要になります。

生っていた「カラマンダリン」を1つカットし、八木下さんが断面を見せてくれました。

色の鮮やかさもさることながら、驚いたのは香り。

カットした瞬間に、“蜜柑らしい”フレッシュな香りが鼻孔を刺激してきました。まさに蜜柑の「生の息吹」を感じた瞬間でした。

なお、収穫された蜜柑たちは、一度貯蔵庫へ。

木箱が積み上げられたその場所で、ジュースとして生まれ変わる蜜柑たちは熟成の期間を経ます。

今回ジュースとしてお届けする「大津みかん」も、この場所で熟成したものが使われています。

八木下農園直営『みかん本舗』へ

ジュース、ジャム、シロップ、ジュレ ── 棚には多様な商品が並んでいます。

ひとえに蜜柑と言っても、とてもバリエーションに富んでいます。大津みかん、黄金柑、湘南ゴールド、西の香、早摘み日向夏など…盛りだくさん!

なお、『八木下農園』で栽培している柑橘は、年間25種!

生の蜜柑も含め、1年を通して様々な商品と出会えるのは、なによりの魅力です。

「大津みかんストレートジュース」をいただく

ひとくち含み舌の上で転がすと、大津みかんの豊かな甘味がホワァッと広がり、口内の壁に沁み入っていくような感覚を覚えます。やさしくありながら、旨味の芯がスゥッと通っているかのよう。

そして、なんとも言えないのが、口の中から果汁が消えゆくその直後。口の中に残る大津みかんの余韻、次の一口を手招くようなふくよかで艶めかしい所作がニクいですね。続きを楽しみたくなる衝動が止まりません。

なお、飲む際の温度は“常温”がおすすめ。みかんが持つ本来の旨味をより一層感じられるのはもちろん、他のジュースと飲み比べる際に各々の味の違いがきっとクリアに感じられるはずです。

果汁100%みかんジュース

今回ニッポンごはん旅がオススメする商品は、 「果汁100%みかんジュース」。

『八木下農園』で生産・製造された大津みかんを使ったジュースです。

お届けの際はこのようにギフト箱に入れてお送りしますので、プレゼントなどにもオススメ!

丁寧に育て手間暇かけて加工している商品なので、販売数に上限があります。お早めにお買い求めください!

■ 「果汁100%みかんジュース」

果汁100%みかんジュースを購入

みかん本舗 八木下農園

〒250-0025 神奈川県小田原市江之浦180

*取材・文・撮影:ヤマネコ

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ライター:ニッポンごはん旅編集部

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