「週刊朝日」の創刊号（当時は毎月5日、 15日、 25日発行の「旬刊朝日」。 4月2日発売分から「週刊朝日」）が1922（大正11）年2月25日に発行されてから幾星霜。 日本最古の総合週刊誌は、 ついに100周年を迎えた。 記念の号となる今週号（2月25日号）では、 時代を築いたゆかりの人たちによる祝辞、 思い出、 反省、 苦言、 提言などを集めたメッセージ集「週刊朝日に『私は言いたい』」を掲載。 さらに、 吉永小百合の「祝福」撮り下ろしカラーグラビア＆インタビュー、 表紙で振り返る100年など、 特別企画が目白押し。 そのほかにも、 北京五輪フィギュアスケートで羽生結弦選手が見せた「魂の4回転半」、 脳研究者の池谷裕二さんの連載500回突破を記念したアナウンサーの安住紳一郎との特別対談、 作家の佐藤愛子をお迎えした林真理子の「ゲストコレクションスペシャル」など、 記念すべき号を飾るにふさわしい豪華なラインナップでお届け。 創刊100周年を記念した特別企画「週刊朝日に『私は言いたい』」では、 本誌ゆかりの各界著名人が、 今だから話せること、 立身出世の舞台裏、 週刊誌のあるべき姿など、 それぞれの思いを語った。 1970年代から90年代にかけて表紙写真を担当した篠山紀信は、 名物企画「女子大生表紙」の第1回となった宮崎美子についての思い出話を披露。 劇作家の鴻上尚史は、 村上春樹による連載「村上朝日堂」が終わった後に始めた連載「鴻上夕日堂の逆上」にまつわるエピソードを明かした。 名物グルメレポート漫画「恨ミシュラン」を連載した漫画家の西原理恵子は「コータリン（神足裕司）とまた『介護食ミシュラン』を始めたい」、 獄中から本誌に連載していた堀江貴文は「週刊朝日の連載の思い出、 特にないですねぇ」……賑やかで活気に満ちた10ページは、 読み応え十分。
