BMW、第4世代『X5』に340PSを発揮する48Vマイルド・ハイブリッド・ディーゼルを追加投入

 BMW流“スポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)”の先駆けとして誕生し、2019年には4代目へと進化を遂げた『BMW X5(エックス・ファイブ)』に、340PSを発揮するクリーン・ディーゼルと燃費効率を向上させる48Vマイルド・ハイブリッド・システムを搭載する『BMW X5 xDrive40d(エックスドライブヨンマルディー)』が追加設定され、2月10日より発売開始となっている。

 世界的SUVムーブメントの潮流に先駆けて、優れたオフロード性能と日常での高い機能性を融合したSAV像をいち早く提案してきたBMWだが、その“X”ラインアップの中核を担う現行『X5』では3列シートを設定するなど、さらなるユーティリティ性能の向上を目指した。

 全長4935mm、全幅2005mm、全高1770mm、そしてホイールベースは2975mmと先代より大型化したボディによりゆとりある室内空間を備えた上で、Xモデルとして初めて4輪アダプティブ・エア・サスペンションをオプション導入するなど、SAVとしてのオフロード性能と機能性も磨き上げている。

 また、パワートレインには高効率ガソリン、クリーン・ディーゼル、プラグイン・ハイブリッド・システムなど、多彩なユニットを用意。さらに高性能3眼カメラと高性能プロセッサーおよびレーダーによって、より精度と正確性が向上した最先端の運転支援システムも全モデルに標準装備し、BMWが国内認可取得モデルとして初めて導入したハンズ・オフ機能も搭載。車両が直前に前進したルート最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能なリバース・アシスト機能も採用している。

 そんな充実のラインアップに追加となる『BMW X5 xDrive40d』は、最高出力340PS/4400pm、最大トルク700Nm/1750-2250rpmを発揮する3リッター直列6気筒ディーゼルエンジンを搭載。このアウトプットは“xDrive35d”に比べ、出力で55PS、トルクで50Nmの向上となり、同様に48Vマイルド・ハイブリッド・テクノロジーを搭載することで、エンジンの負荷を軽減すると同時に効率を最適化し、コースティング機能も採用することで、WLTC燃料消費率は12.1km/リッター、JC08燃料消費率で15.5km/リッターと燃費効率を高めた。

 この『BMW X5 xDrive40d』は人気のM Sportトリムのみの展開となり、右ハンドル/AT仕様を導入。価格は1141万円(税込)となっている。

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WLTC燃料消費率は12.1km/リッター、JC08燃料消費率で15.5km/リッターと燃費効率を高めた

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