航空法改正、搭乗時に保安検査を受けなかった場合の罰則新設 制限品持ち込みの罰則強化

航空法が3月10日に改正され、航空機搭乗時に保安検査を受けなかった場合の罰則などの規定が設けられる。

保安検査を受けずに保安検査場より先に進んだ場合、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる場合がある。

2016年8月には、新千歳空港で乗客が保安検査をすり抜けて搭乗するトラブルがあった。未検査の乗客が乗った便は目的地へ出発したものの、これにより11便が欠航、159便が遅延し、2万人以上に影響が出た。

また、機内持ち込み制限品を機内に持ち込んだ際の罰則も、これまでの50万円以下の罰金から、2年以下の懲役または100万円以下の罰金に強化される。

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