成都ハイテク区で600億人民元の産業基金設立、専門機関投資家の投資協力を真剣に誘致

成都ハイテク産業開発区

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【成都(中国)2022年2月14日PR Newswire=共同通信JBN】2月8日、Chengdu Hi-tech Industrial Development Zone(成都ハイテク産業開発区)でビジネス環境改善会議が開催され、600億人民元の産業基金が今年設立され、産業開発の「パートナー」を幅広く集め、専門機関投資家を資本協力に誘致していることが明らかになった。

具体的には、2022年に成都ハイテク産業開発区は少なくとも180億人民元を投資し、社会資本による参加を導き、最低600億人民元の産業投資基金を設立する。投資先の内訳は、40%が電子情報産業、20%がバイオエンジニアリングと製薬、20%が新経済産業、20%が特に中核技術や高度製造プロジェクトを中心とする現代のサービス産業や未来産業などの他業界である。

中でもAngel Mother Fund(エンジェルマザーファンド)は15億人民元の初期投資で設立され、優れた初期段階の機関投資家と起業家精神の機関投資家は、Angel Sub-fund(エンジェルサブファンド)を一緒に設立するよう真剣に促され、科学技術イノベーションの成果を商用化、工業化するため優れた新興技術企業への支援、科学者や起業家へのサポートに重点を置き、30億人民元超のエンジェル投資ファンドグループを形成する。

成都ハイテク産業開発区は今後5年間に、政府の資金提供と100億人民元相当のAngel Mother Fundを含む社会資本の活用を通じて、合計3000億人民元の産業資金を立ち上げ、エンジェル投資段階からビジネス成長のための株式市場での資金調達に至るまでのフルライフサイクル投資と資金調達サービスシステムをカスタマイズする。

加えて、人材の訓練と開発に関し、成都ハイテク産業開発区はまた、主要人材のための特別支援方針を公表し、科学技術イノベーションと産業イノベーションのための緊急の主要人材を積極的に紹介するために20億人民元相当の特別基金を設立する。本人確認後に、2種類の人材には最大2000万人民元が付与される。つまり、3年間で年間最大500万人民元の人材補助金と、最大500万人民元の移転手当ないし専門家アパートへの入居である。さらに、科学技術イノベーションの主要人材チームは、成都ハイテク産業開発区でのプロジェクト研究開発と成果変革で支援され、審査時に最大1億人民元の資金でサポートされる。

成都ハイテク産業開発区は、中国西部の初の国家自立型イノベーション実証区と世界クラスのパイロットハイテクパークとして、総合力、中西部における企業集積度首位、人材総数が70万人超に関しては、169の国家ハイテク区の中の最上位グループ内で安定的にその地位を維持している。

ソース:Chengdu Hi-tech Zone

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