「聴覚スクリーナー audioscreener 2」 を発売

新生児聴覚スクリーニング検査をより簡単に

2022年2月14日

リオン株式会社(本社:東京都国分寺市、代表取締役社長:清水健一)は、新生児聴覚スクリーニング検査機器である「聴覚スクリーナー audioscreener 2」を本日より発売しました。新生児期に聴覚検査を実施することで難聴の早期発見につながり、その後早期に療育を開始する事により、乳幼児の言葉の発達と心の成長に大きな効果が期待できます。当社は、補聴器や耳鼻咽喉科領域等で使用される検査機器の提供を通じて、難聴者の生活の質を向上させる取り組みを続け、豊かで楽しい日々を過ごしていただける生活環境づくりを目指しています。

新生児聴覚スクリーニング検査とは、早期に難聴を発見するために新生児に行う聴覚検査です。先天性の難聴は新生児1000人あたり1~2人の割合で出現すると言われ、難聴に気づかない場合、言葉の発達が遅れることやコミュニケーションがとりにくいなどの不都合が生じます。早期に難聴を発見し、適切な支援を受けることで、乳幼児の言葉の発達を助けることができます。なお、新生児スクリーニング検査には主に自動ABR(自動聴性脳幹反応)とOAE(耳音響放射)の2つの方法があります。どちらもイヤホンから小さい音を聞かせ、自動ABRは音によって誘発される脳波を、OAEは音に反応して内耳から返ってくる反響音を測定し、検査します。

■主な特長

・持ち運びに便利な小型・軽量のハンディタイプで、専用のクレードルにセットするだけで充電されます。

・ディスプレイはタッチパネルになっており、直観的な操作を実現し、スムーズに検査を行うことができます。

・Bluetooth®※1 接続でワイヤレスラベルプリンタ(標準付属)より被検者情報や検査結果の印刷が可能です。

・オプションでライセンスと付属部品を購入することで、OAE検査(DPOAE・TEOAE)の機能が追加可能です。

※1 Bluetooth®は登録商標であり、Bluetooth SIG, Inc. が所有権を有します。

■製品情報

※2 希望小売価格はあくまでも参考価格であり、販売価格は小売業者により自主的に定められるものです。

また、価格はオプションによって変動します。

自動ABR検査の様子

持ち運びしやすいハンディタイプ

【報道に関するお問い合わせ先】

リオン株式会社 (URL:https://www.rion.co.jp/

担当:IR広報課 岡部、亀山 TEL:042-359-7830

【製品に関するお問い合わせ先】

リオン株式会社 医療機器事業部 営業部

TEL:042-359-7880