キリン、中国の清涼飲料事業撤退 海外戦略見直し

キリンホールディングスが入るビル=東京都中野区

 キリンホールディングス(HD)は16日、中国の華潤集団と合弁で手掛ける清涼飲料事業から撤退すると発表した。キリンが保有する合弁会社の全株式を中国の投資ファンド傘下の企業に約1150億円で譲渡する。中国でのビール事業は継続する。キリンはミャンマーでのビール事業の撤退を発表したばかり。海外戦略を見直し、事業の選択と集中を進める。

 合弁会社は華潤麒麟飲料で、2011年の出資時はキリンHDが約330億円を拠出し、持ち分は40%。ミネラルウオーターが主力で、グループのキリンビバレッジが手掛ける「午後の紅茶」なども製造、販売していた。

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