地震発生の際の一時待機場所、避難ルート、対策がわかる『帰宅支援マップ 首都圏版』最新版発売!

株式会社昭文社ホールディングスとその子会社である株式会社昭文社は、 2005年の初版発売以来、 累計 130万部 を超える発行部数を記録している、 首都圏の地震対策に必携のロングセラー地図 『帰宅支援マップ 首都圏版』 の最新版を2022年2月18日より発売。 昨年10月7日夜、 千葉県北西部を震源とするマグニチュード6.1の地震により、 東京都内では東日本大震災以来の 震度5強 を観測。 深夜の帰宅の足を直撃したその地震の影響で、 一時的にせよ帰宅困難となった方が多数出た。 首都圏では、 直下型地震 の可能性が年々高まっている(※1)、 とされています。 日頃から、 勤務先や外出先周辺の滞在・支援施設までどのように安全に移動し、 一時待機後どのルートで帰宅すべきか、 そうしたことを 想定、 準備、 共有しておくことの重要性を改めて認識していただきたく 、 最新版の発売をお知らせする。 (※1 政府の地震調査研究推進本部が公表した地震動予測地図(2020年版)および主要活断層帯の長期評価(2022年1月13日公表)による )

1月17日、 阪神・淡路大震災 から27年目を迎え、 今年も地震関連報道がいくつもなされた。 その中で、 阪神・淡路大震災では一般住宅の被害が多くその耐震化が優先され、 意外にも都市のビルの耐震化が遅れている現状がある(※2)、 との指摘があった。 このことは首都圏など大都市部での大地震の際、 避難するのに安全なビルを事前に把握しておく、 といった対策も必要であることを示唆している。 また災害時のもう一つの留意点として、 電源の問題や回線・中継基地、 機材等の被害により、 スマートフォンの地図・位置情報サービスの利用が困難になる可能性が高いことが挙げられる。そうした中、 適切な 一時待機や避難行動をとるためにも、 紙の地図は必携 です。 いざ、 というときに慌てず、 適切な行動をとるために最新の 『帰宅支援マップ』 を1冊バッグに入れていただきたい。 さらには事前に勤務先、 外出先周辺の一時滞在施設・支援施設の確認や、 そこから自宅までの帰宅訓練をぜひ行っていただきたい。 本書にはそうした願いと具体的な行動指針が詰まっている。(※2 NHKスペシャル「見過ごされた耐震化」(2022年1月17日放送)より)

本地図は都心の主要エリア (池袋・新宿・品川・台場・豊洲・新橋・秋葉原・上野・巣鴨など)を全て1: 15,000の統一縮尺で収録。 見やすく詳細な地図で勤務先や外出先から一時滞在施設や帰宅支援ルート起点までの移動に最適。 さらに東京都選定の帰宅支援対象道路や、 隣接する県の緊急輸送路を中心に、 13の帰宅支援ルート を収録。 全ルートについて丁寧な実踏調査を重ね、 一時待機後に 「歩いて帰宅する」 ことを想定した情報収集を行っている。 ルート図は、 都心部の各ルートの始点を下に、 進行方向を上にすることで、 前方に見える景色と地図が直感的にマッチしやすいように工夫。 また、 縮尺も全て1: 30,000に統一されているので、 移動の際の距離感が分かりやすくなっている。 掲載内容面では、 地球科学のエキスパートである応用地質株式会社の協力のもと、 震災時における主要道路の安全性を3段階の歩行困難度で表示。 さらに、 独自の実踏調査で確認した 危険箇所 や、 休憩場所 も併せて掲載。 その他、 水・トイレ・情報などを提供する帰宅支援ステーションなどの施設も見やすく表示。 震災時の行動マニュアル等も詳細かつビジュアルに記載。 首都圏在住者必携の「危機管理」用地図 。

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