握らずにできる尾西の携帯おにぎりをレビュー! 非常食やキャンプ飯に便利なアルファ米食品

今回ご紹介するのは、アルファ米で有名な尾西食品から発売されている携帯おにぎりです。尾西の携帯おにぎりは、お湯か水をそそぐだけの簡単調理でおにぎりが作れます!握る必要がなく手が汚れないので、非常時はもちろん、キャンプ・登山・車中泊など、さまざまな場面で食べやすい食品です。美味しい非常食やアウトドアで簡単に食べられる食品を探している人は必見ですよ!

4種類の味から選べるアルファ米の食品! 尾西の携帯おにぎりの特徴を解説

尾西の携帯おにぎりは、4種類の味が用意されているアルファ米の食品。

まずは、アルファ米の仕組みも含め、尾西の携帯おにぎりの特徴について解説していきます。

尾西の携帯おにぎりの特徴【1】長期保存可能なアルファ米を使用

筆者撮影

尾西の携帯おにぎりはアルファ米で作られています。アルファ米とは、炊きあがったご飯を急速に乾燥させたお米のこと。

生米に含まれるデンプンは、人間には消化しにくい「ベータ化」と呼ばれる状態になっています。しかし、加熱調理することで、人間が消化しやすい「アルファ化」と呼ばれる状態になるのです。

加熱調理してアルファ化状態にしたお米も、そのまま冷ますと、ベータ化の状態に戻ってしまいます。

ただ、アルファ米は急速に乾燥させることでアルファ化状態を保っているのが特徴です。

このように、アルファ化状態にこだわって調理・加工されたアルファ米は、水やお湯を加えるとまるで炊きたてのご飯のような風味や食感になります。

また、乾燥していることで微生物が繁殖できない状態になっており、長期保存に優れているのもアルファ米の特徴です。そのため、尾西の携帯おにぎりの賞味期限は製造から5年間半。

アウトドアでの食事に限らず、非常食や保存食としてストックしておくのも良さそうですね!

尾西の携帯おにぎりの特徴【2】4種類の味から選べる

筆者撮影

尾西の携帯おにぎりは、鮭・わかめ・五目おこわ・昆布の4種類が発売されています。


  • 鮭のほんのりとした塩っけが美味しいおにぎり。薄めの味付けなので、お味噌汁やおかずと一緒に食べるのがおすすめ。
  • わかめ
    たっぷりのわかめが入ったおにぎり。鮭と同様に薄めの味付けなので、お好きなおかずとあわせて食べたい一品。
  • 五目おこわ
    具材にしっかりと味が染みている五目おこわ。筆者個人としてはNo.1の美味しさでした。おにぎり単体で食べるなら一番おすすめ。
  • 昆布
    昆布味は、塩こん部長でおなじみの『くらこんの塩こんぶ』とのコラボ商品。塩昆布がお好きな人には、ぜひ試してほしい一品です。

どの味も美味しく、もっちりとしたお米の食感を楽しめます。

美味しく食べられる非常食・保存食を探している人や、アウトドアに出かける頻度が多い人は、全種類試してお気に入りを見つけるのも楽しいですよ。

尾西の携帯おにぎりの特徴【3】お湯か水をそそぐだけの簡単調理

筆者撮影

尾西の携帯おにぎりの作り方はとっても簡単で、手順は以下の通りです。

  • 袋を開けて脱酸素剤を取り出す。
  • お湯を沸かし、注水線までそそぐ(67ml)。
  • チャックを閉じて20回ほど振り、15分待つ。
  • 15分経ったら、切り口に合わせて袋を切り完成!

美味しく作るコツは、手順3でしっかりと振ること。振りが甘いと具材が偏り、味が均一にならないこともあるので要注意です。

尾西の携帯おにぎりは、水でも作れるのが特徴の1つ。ただし、水で作る場合は待ち時間が1時間となってしまいます。

また、水で作ってもお湯で作っても、食感・味ともに変わりはありません。とはいえ、やはり温かいほうが美味しく感じられました。

お湯が用意できる状況で食べる場合は、お湯で作ることをおすすめします。

非常食としてだけではなく登山・キャンプ・車中泊にも大活躍! 尾西の携帯おにぎりのおすすめポイント

コンパクトで持ち運びやすい尾西の携帯おにぎりは、非常食としてだけではなく、キャンプや登山、車中泊などあらゆる場面で活躍する食品です!

ここからは、尾西の携帯おにぎりのおすすめポイントを詳しくご紹介します。

尾西の携帯おにぎりのおすすめポイント【1】軽くてコンパクト

筆者撮影

尾西の携帯おにぎりのおすすめポイント、1つ目は軽くてコンパクトな点です。

尾西の携帯おにぎりの重さは、すべて42g~45gと超軽量。常温保存が可能かつ、サイズがかなりコンパクトなので、大きなクーラーボックスを用意する必要がありません。

ツーリングでのキャンプや登山など、少ない荷物でアウトドアを楽しみたいときにピッタリの食材です。

尾西の携帯おにぎりのおすすめポイント【2】ゴミが少ない

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尾西の携帯おにぎりのおすすめポイント、2つ目はゴミが少ないことです。

アルファ米を使った食品やフリーズドライ食品は、パッケージに加えてスプーンやフォークが付属していることがほとんど。少ないゴミの量ではあるものの、荷物を減らしたい場合やすぐにゴミを捨てられないシーンでは気になるポイントになります。

しかし、尾西の携帯おにぎりはカトラリーを使わずに食べられるおにぎりです。そのため、出るゴミはパッケージのみ!

少ない荷物でアウトドアを楽しみたいときや、ゴミを車内に置いておかなければならない車中泊において、ゴミが少ないのは嬉しいポイント。

ゴミの持ち帰りが面倒だなと思っている人にも、おすすめできる食品です。

尾西の携帯おにぎりのおすすめポイント【3】手を汚さずに作れる

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尾西の携帯おにぎりのおすすめポイント、3つ目は手を汚さずに作れることです。

食材に触れた手でキャンプギアを触ると、汚れが残ってしまうことも。尾西の携帯おにぎりは、お湯をそそいで振るだけなので、一切手を汚さずに作ることができます。

また、手を汚さないだけでなく、調理器具を必要としないのも便利です。食後に洗い物が出ないので、食べ終わってから面倒な後片付けをすることなくゆっくりできますよ。

購入する前に要チェック! 尾西の携帯おにぎりの気になる点

ここからは、実際に購入して感じた、尾西の携帯おにぎりの気になる点をお伝えします。購入を検討している人は、事前にチェックしておきましょう!

尾西の携帯おにぎりの気になる点【1】15分待つ必要がある

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尾西の携帯おにぎりは、お湯を沸かして作る場合でも15分待つ必要があります。登山など長時間行動してお腹が減っている場面では、15分待つのは少し面倒に感じることも。

食事の準備の時間を少しでも減らしたいと思っている人には、尾西の携帯おにぎりは向かないかもしれません。

15分も待てないという人には、フリーズドライ食品がおすすめです。

フリーズドライ食品は、お湯をそそいで数分でできあがるものがほとんど。お湯を沸かす時間を足しても、10分もかからずにできあがりますよ。

尾西の携帯おにぎりの気になる点【2】待っている間に冷めやすい

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前述した通り、尾西の携帯おにぎりは出来上がりまでに15分を要します。真冬の寒い環境下では、15分待っている間に冷めてしまう可能性も。

温かいおにぎりを食べたいのに、冷めてしまっていたら少し残念ですよね。

寒い日に尾西の携帯おにぎりを食べようと思っている人は、コンパクトな保冷バッグを用意しておくのをおすすめします。

保冷に活用するイメージが強い保冷バッグですが、実は、温かいものを入れておけば保温効果を得ることもできるのです!

一般的な保冷バッグは、内側の素材にアルミやウレタンフォームが使われているケースが多いです。

アルミやウレタンフォームなどには断熱作用があり、外気から熱や冷気が侵入するのを防いでくれるので、冷たいものは冷たいままに、温かいものは温かいままに保てるのです。

尾西の携帯おにぎりや、そのほかのアルファ米食品・フリーズドライ食品を食べる機会が多い人は、コンパクトな保冷バッグを持っておくと便利ですよ。

尾西の携帯おにぎりの気になる点【3】脱酸素剤を取りだしづらい

筆者撮影

尾西の携帯おにぎりには、酸化を防ぐために脱酸素剤が入っています。

ただ、脱酸素剤はとても小さく、お米の中に埋まっていることがほとんど。パッケージが小さいこともあり、かなり取り出しづらくなっています。

パッケージを開けても脱酸素剤が見えない場合が多いので、うっかり取り出すのを忘れないよう、注意が必要です。

キャンプに便利なアルファ米食品! 尾西の携帯おにぎりの口コミ・評判

非常食にもアウトドアにも◎ 尾西の携帯おにぎりはストックしておきたいアルファ米の食品

筆者撮影

今回は、尾西の携帯おにぎりをご紹介しました。

尾西の携帯おにぎりは、簡単調理なのに美味しいアルファ米の食品。非常食としてもアウトドアでの食事としてもおすすめなので、家にストックしておいて損のない食品です。

簡単に作れるキャンプ飯や車中飯を探している人は、ぜひ試してみてくださいね。

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