突如現れた相談者 心理カウンセラーが不安感に飲み込まれていく 「カウンセラー」ユーロスペースで公開

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭で、短編映画では初のSKIPシティアワードを受賞した映画「カウンセラー」が、ユーロスペース渋谷で3月19日より公開されることが決まった。

「カウンセラー」は、突如現れた相談者の話を聞くことになった心理カウンセラーが、想像を絶する奇妙な不安感に飲み込まれてゆく姿を描いた怪奇心理サスペンス。ある心理相談室に勤める妊娠6カ月目の心理カウンセラー・倉田真美は、産休前最後の出勤日に、予約なしでやってきた女性・吉高アケミの相談を受ける。「…妖怪が見えるんです」と語り始めるアケミ。謎めいた彼女の口から語られる暗い物語は、聞いている倉田の妄想を駆り立てる。

製作開始前の段階からシナリオをネット上で公開した上で役者の募集。クラウドファンディングでの資金募集を実施し、約110万円の資金で製作された本作。鈴木睦海、西山真来が出演し、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭では、短編映画では初のSKIPシティアワードを受賞した。2021年10月の下北沢トリウッドでの2週間上映では好評のためアンコール上映が行われ、全国の劇場でも公開されてきた。

【作品情報】
カウンセラー
ユーロスペース渋谷にて2022年3月19日(土)より2週間レイトショー上映。
金沢シネモンド、別府ブルーバード他、上映日程調整中。
@drunkenbird2020

© 合同会社シングルライン