市議の連続不祥事  市民「自覚を」 広島・呉市

広島県呉市で、マスクの着用を拒否し航空機から降ろされるなど市議の行動が市のイメージダウンにつながるとして、市民が議員の自覚を求め申し入れを行いました。

呉市自治会連合会 城健康会長「(議員は)呉市の顔となることを自覚し慎重な行動と率先垂範に努めてもらうよう」

市民の代表が副議長に手渡したのは、市議の責任ある行動を求める申し入れ書です。

呉市議会ではマスクの着用を拒否した谷本誠一議員が航空機から降ろされ、出発を約1時間遅らせたほか、河井克行元法務大臣から現金30万円を受け取った土井正純元議員が辞職するなど不祥事が相次いでいます。

こうした議員の行動が市のイメージダウンにつながるおそれがあるとして、議会に反省と改善を求めました。

呉市議会 林田浩秋副議長「倫理観向上に向けてがんばってまいりますのでどうかよろしくお願いします。申し訳ございません。本当におっしゃる通りです」

呉市自治会連合会 城健康会長「非常に市議会議員の不祥事が多い反省してもらいたいし、今後立派な政治をしてもらいたい」

谷本議員をめぐっては17日、市議会が政治倫理審査会を開き、本人から話を聞く予定です。

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