「トッテナム、この冬に弱体化した」コンテ監督、補強に不満か

今季途中にトッテナム・ホットスパーの監督に就任したアントニオ・コンテ氏。ヌーノ・エスピリト・サント氏のあとを継いで指揮をとっている。

クラブはこの冬にユヴェントスからデヤン・クルゼフスキとロドリゴ・ベンタンクールを獲得した一方、タングイ・エンドンベレとジョバニ・ロ・セルソがローンで貸し出し、ブライアン・ヒルがバレンシアへ、デル・アリがエヴァートンへと移籍している。

『Sky』によれば、この動きに対してアントニオ・コンテ監督は以下のように話し、チームは弱体化しているかもしれないと語ったという。

アントニオ・コンテ

「1月に起こったことは、簡単ではなかった。

4人の選手を失った。トッテナムにとって重要な選手たちであり、一方で獲得したのは2名だけだった。

数の面でも、チームを強化するのではなく、紙の上では弱体化させるものだったかもしれない。

ベンタンクールとクルゼフスキはトッテナムにとって理想的な新人だ。クラブはベテランよりも未来がある若手を求めている。これがクラブのビジョンと哲学だ。

これは避けられないものだ。もしより早く成長したい、より早く競争力を高めたいというのなら、多くの経験を持った選手が必要になるものだ。経験のレベルを上げなければならないからね。

しかし繰り返すが、これがクラブのビジョンであると私は気づいている」

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コンテ監督が就任した11月から9試合無敗と調子を上げたものの、このところ再び成績が低下しており、8位まで順位を落としている。

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