ムロツヨシ主演「全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの」第2弾が決定

ムロツヨシが、フジテレビで3月6日にスタートする連続ドラマ「『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの Season2」(日曜深夜1:25、関東ローカル)で主演を務めることが分かった。清野とおる氏の漫画「全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの」(大洋図書)を原作に、昨年3月の深夜に6夜連続で放送された作品の第2弾。今回は、原作にはないオリジナルの物語も登場し、前作をはるかに上回る面白さで帰ってくる。

東京・赤羽在住の漫画家・セイノ(ムロ)は、知らない街にはどんな光景が広がり、どんな人がいて、どんな物語がそこにあるのかを知らないまま死んでしまうのは「嫌だー!」とハッとする。そして、自分とは縁もゆかりもない土地へ足を運び始める。“街ブラアドベンチャー”で、今回はどの街を訪れ、どのようなことが起こるのか注目だ。

ドラマでは、その街で実在する場所が舞台になり、そこで実際に暮らす人、本当にお店で働いている人たちをモデルに俳優たちが演じていく。前作に引き続き、京都を拠点とする大人気劇団・ヨーロッパ企画のメンバーが全エピソードの脚本を担当し、キャストとしても多く参加する。

ムロは「このタイトル通り、いろいろな街はまだまだあって、僕自身も行ったことのないところ、知らないところがたくさんあります。このドラマを続けることができるかな、続けられたらいいなということを思っていました。今回また、脚本をヨーロッパ企画の皆さんが書いてくださったこともうれしかったですし、前回と同じスタッフさんもいらっしゃって。“また戻ってきたなあ”という感じで、素直にうれしかったです」とシリーズ化を喜ぶ。

撮影については、「前回と同じ美容師さんに髪をお願いしたのですが、2人で話し合って、前回よりも少し前髪を伸ばすことにしました。前回と全く同じではなく、少し前髪を伸ばしながら変化をつけることにこだわってみようと。ほかにも、今回はセイノ役用の下着を準備しました。“きっとセイノはこういう下着を身につけるのかな”と僕なりに考えて、身につけて現場に臨んでおります」と明かし、「大変スムーズに進んでいます。特に僕1人のシーンは、テストはなしで直接本番に臨むという撮り方で、非常にテンポよくやらせていただいています。前回いろいろ試行錯誤してやってきたことの結果を踏まえて今回臨むことができているので、前回の経験値があってよかったと思っています」と続編ならではの安心感と手応えを伝える。

また、今回訪れた町に関しては、「代官山は、東横線沿いに住んでいたこともありますし、役者を目指した時の養成所も渋谷にあって(隣りの駅でしたので)、何度か通ったことがあります。知ってしまっている分、今回のドラマで、どういうところが取り上げられるのかが逆に楽しみだと思いますし、撮影では、あえてそこで演じることを楽しみたいと思います。立石は、今まで行ったことはないのですが、飲み屋さんがたくさんある街とうわさで聞いたことがあるので、夜のシーンは今から楽しみにしています。南行徳も今回初めて訪れました。イメージが全くなかったんですけれど、撮影では、街の皆さんがとても温かくて、楽しかったです」と報告。

そして、放送に向けて、「前回は基本的に原作があるところを訪れましたが、今回は原作のない街にも行っています。それがドラマ版としてどう描かれているのか、楽しみにしていただきたいと思いますし、前回の作品も、もし見られるようでしたら放送の前に見ていただいて、今回また違った『全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの Season2』を、気楽に見ていただけたらと思います。今回も清野さんが描いた街や僕の絵も出てくると思いますので、僕も楽しみにしていますし、視聴者の皆さんも楽しみにしてください」とアピールしている。

さらに、原作の清野氏は「ドラマ化はドラマ化でも“Season2”、しかもムロさん主演で、しかもヨーロッパ企画さん脚本という異様な豪華さでの“Season2”なので、個人的には“Season5”くらいの悦び(よろこび)を感じております。もし、“Season3”が実現した暁には、“Season8”くらいの悦びを、“Season4”が実現した暁には“Season16”くらいの悦びを得られること必至ではないでしょうか…? そんな皮算用は置いておいて、本作に関わっていただいた全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを表現している。

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