2022年のDTMドイツ・ツーリングカー選手権に2チーム4台のBMW M4 GT3が参戦へ

 2月17日、BMWモータースポーツは、2022年のDTMドイツ・ツーリングカー選手権にニューマシンBMW M4 GT3で参戦する2チーム4台のドライバーラインアップを発表した。今季はワーケンホルスト・モータースポーツが2台体制に拡大。さらに名門シューベルト・モータースポーツが2台を投入することになった。

 2021年は3台のM6 GT3が参戦したBMW勢。2022年に向けては、世界中でM4 GT3のデリバリーがスタートしたが、DTMにも4台が投入されることになった。2022年に新たに参戦するのは、多くのレースで結果を残してきたシューベルト・モータースポーツ。BMWワークスドライバーであるシェルドン・ファン・デル・リンデ、フィリップ・エングがシューベルトから参戦する。

 一方、2021年から継続して参戦するワーケンホルスト・モータースポーツも2台体制に。こちらは二度のDTMチャンピオンであるマルコ・ウィットマン、そして全日本F3の参戦経験もありるエステバン・ムースがドライブする。

「DTMはスポーツとしてだけではなく、その存在感が全体でベンチマークとなっている重要なプラットフォームだ。素晴らしい国際サーキットでのトップクラスのスリリングなレースを楽しみにしている」と語るのは、BMW M GmbHのマネージングディレクターを務めるフランシスカス・バン・ミール。

「同時にDTMのプラットフォームは、我々の活動に重要な役割を果たしている。DTMトロフィーでは、BMW M4 GT4使用チームが存在を示し、BMW M2カップでは我々の独自のワンメイクレースを展開する。さらに、DTMクラシックでは我々のBMW Mの歴史を彩った魅力的なクルマを観ることができる」

2022年のDTMにBMWで参戦するファン・デル・リンデ、エング、ウィットマン、ムース

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